自然との距離が近いアメリカ!テキサス州サンアントニオで見かける野生動物

自然との距離が近いアメリカ!テキサス州サンアントニオで見かける野生動物

2019年7月22日 0 投稿者: goldeneuglena

本記事は、テキサス州で出会えるらしい野生動物と、サンアントニオで実際に私が出会った野生動物たちの紹介です。

 

人通りもそこそこあるにも関わらずのんびりと草を食んでいたり、ふと木を見上げるとそこにいたり、そして運転中に飛び出してきたり…!

アメリカでは、都市部であるにもかかわらず野生動物と頻繁に遭遇するので、日本よりも自然との距離が近いと感じることが多いです。

 

この記事では、私が出会った野生動物と、テキサス州で出会うかもしれない野生動物たちの情報を共有する記事です。危ない動物もいるので、くれぐれもむやみに接触しないようにお気を付けください。

 

☆他にもアメリカ生活についてのアレサンアントニオのコレについてもご覧ください!

 




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テキサス州サンアントニオで出会えるらしい(まだ見たことない)野生動物

 

ここでは、サンアントニオ市の公式ホームページ内にある野生動物の情報をもとに、市内に生息している野生動物を紹介します。このうち、私が実際に出会ったものは次項に記載していきます。

また、ここに記載がある動物は、アメリカ各地でよくみられる動物のようです。

 

 

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全米各地に広がるコヨーテ(Coyotes)

 
Howl (cropped)
 (写真はWikipediaから。撮影者:USFWS Mountain-Prairie )

 

「え?コヨーテ?」

 

 

って思いましたか?も私もこの記事を書きながら同じリアクションしてます!

 

コヨーテとは、いうなれば「野生の犬」です。でも野良犬よりも、もっとオオカミに近い犬です。

北米に広く分布しているので、アメリカで「あれ?オオカミ?キツネ?」と首をかしげるような出会いがあれば、それはおそらくコヨーテです。※オオカミは絶滅危惧種なので、遭遇率は低いと思われます。

 

CNNの2012年の記事によると、コヨーテは近年都市部に移動しています。この状況はサンアントニオも例外ではなく、サンアントニオ市によると「どこに出現する」というような特定の場所はなく、市内のいたるところで遭遇する可能性があるとのこと。サンアントニオに住む我々も他人ごとではない。

 

そこで気になるのは狂犬病です。

コヨーテとの接触によって、人は狂犬病に感染してしまうのでしょうか?

 

幸か不幸か、サンアントニオ市のあるベクサー郡のコヨーテは狂犬病の保有率は引くいようです。

 

しかし、低いってことはゼロではないからね!餌あげたり交流しようとしちゃだめだよ…!

 

 

他にも、実際に出会ってしまったらどうすればいいのか?子供は?ペットは?などの情報は、サンアントニオ市の公式サイトにあるQ&Aが役立つと思います。

 

 

正直「大げさな…コヨーテとかそんな見かけんやろ」って思ってたんですが、これを書いていたらアメリカ各地のフォロワーさんから続々と「うちにもコヨーテいるで」とお返事いただきまして、リアルに住宅街にも出現するようなのです。こわい。

 

 

2020年追記:コロナ禍でのロックダウン中にコヨーテに遭遇しました!!!

朝の運動のためにジョギングしてたら、トレイルにコヨーテの親子らしき動物が。遠目から見ると中型の犬で、形はオオカミに似ています。全体的に灰色の毛並みでした。

ロックダウンで出歩く人が少なくなったからでしょうか…

ジョギング中でスマホ持ってなかったのが残念ですが、街中にお住まいの方も気を付けて!

 




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野生のブタ、フェラル・ホッグ(Feral Hogs)

 

Wild Pig KSC02pd0873

(写真はWikipediaから。撮影者:NASA or National Aeronautics and Space Administration)

 

ブタなのか、イノシシなのか、よくわからないですがとりあえず「野生のブタ」です。

 

ブタはもともと、イノシシから家畜用に改良された生き物。このブタがひょんなことから野生になり、イノシシまで先祖返りしたものが、フェラル・ホッグ=野生のブタです。

 

ウィキペディアによると、2004年ジョージア州で巨大ブタに襲われた狩猟ガイドが巨大ブタを射殺したことがありました。この巨大ブタはその巨大さから「ゴジラ」と「ホッグ(=ブタ)」をもじって「Hogzilla, (ホグジラまたはホジラ)」と名付けられたようです。

 

サンアントニオ市によると、餌をやったり、ハンティング目的で放したりなどの様々な理由で増殖したようで、近年その増殖が目覚ましいとのこと。様々な病原体を保有しているので、触らない方がよさそうですね。

 




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スカンク(Skunk)

 

Striped Skunk

(写真はWikipediaから。撮影者:http://www.birdphotos.com )

 

くさいガスで有名なスカンク…こいつもサンアントニオでみられるそうです。

 

 

基本的には夜行性で、病原体も運んでいるので触らない方がいいですね。

 

 

面白いのは、サンアントニオ市の公式ページのQ&A.

 

 

「玄関ポーチ、デッキ、家などの下にスカンクがいます。どのように追い出せばいいでしょう?」

「庭を掘り続けるスカンクがいます、どう追い出せばいいでしょう?」

 参考URL:サンアントニオ市のスカンクに関するページ

 

 

みなさん、大いにスカンクの生活に巻き込まれてますね…!

 

日本人からすると動物園で鹿で会えないような珍しい動物でも、アメリカでは害獣扱い。

 

 

 

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クジャク(Peafowl)

 

Oregon zoo peacock male

(写真はWikipediaから。撮影者:Stuart Seeger)

 

奥さん、クジャクもサンアントニオにいるんですって!

 

 

「まさか、あの美しい鳥がテキサスに!?」

 

 

彼らはもとからテキサスに生息する動物ではありません。サンアントニオ市によると、同市にクジャクがやってきたのは数十年前。人の手でもたらされたクジャクが、一部のの地域で野生化してしまっているとのことです。

 

美しい鳥ですが、テキサス原産の鳥ではないので外来種として認識され、州の法律手保護されているわけではない…というのがなんとも悲しいですね。

 

公式のリンク先にはクジャクを見かけた場合の連絡先が記載されています。

もしケガをしたクジャクを見つけたらこちら

 

 

 

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アルマジロ(Aradillos)

 

これはサンアントニオ市の情報ではなく、Waco市のサイトから得た情報なのですが、テキサス州に共通してみられるようなので記載しておきます。

Nine-banded Armadillo
(Wipiediaより。撮影者:http://www.birdphotos.com )

 

アルマジロは花壇や芝生を荒らすそうです。病原菌も持っているようなので、珍しくて可愛い生き物ですが、触らずに!

 

テキサスと言えばアルマジロ…という生き物のようなのですが、未だに出会えていません。

 

 

危険な動物は他にも色々…

 

テキサス州には上記のほかにも、ボブキャットやクーパーなどなど、動物園の折の中レベルの危険な動物が色々と生息しているようです。ただ、これらは遭遇することは少ないようです。

また、草の深い場所にはヘビがいますので、軽装で草むらに入るときは注意してくださいね。

 




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テキサス州サンアントニオで実際に出会った野生動物

 

ここでは、サンアントニオで私が実際に見た動物を紹介します。

便宜上「サンアントニオ」と限定してますが、これらはサンアントニオまたはテキサス州に限定して生息する動物ではありません。

 

 

 

リス(Squirrels)

リス

 

アメリカ来てから一番に私を驚かせてくれた良き隣人、リス。

この写真はローカルコーヒーからの帰り道。後述するオポッサムと出会った付近で撮影しました。あー可愛い。ほんと可愛い。

 

可愛いリスさんですが、サンアントニオだけではなく、アメリカ全土ではよく出会います!

 

その辺に生えてる街路樹で普通に出会うし、しかも警戒心が低いのか、かなり近づいても逃げないんですよ。可愛い。

 

動物園の記事でも書いたんですが、サルの餌を盗むんですよ。ちゃっかりしている!可愛い!

【お子様連れも!】サンアントニオのアメリカンサイズな動物園が楽しい【写真多数】

 

 

 

サンアントニオ市によると、

 

Squirrels really pose no health risk to humans.

参考URL : https://www.sanantonio.gov/Animal-Care/Animal-Health-Welfare/Wildlife/Squirrels

 

ということなので、健康被害があるわけではないみたいです。

となると、次回お会いしたときはちょっと触らせてほしいのですが、こんな記事もあるので、やっぱり駄目かなぁ…。

 

Waco市のサイトによると、キツネリスという方がより詳しい名前なのかも。

 

 

 

シカ(Deer)は本当によく見かける。

 

シカ2

 

配偶者氏の職場周辺でよく見かけます。この写真も職場の駐車場近く。

木の下でお食事中のことが多いです。

親子のシカが敷地内を目の前2メートル弱の距離で横切ったりすることもあるようで、刺激しないように静かにしているそうです。

 

シカ1

 

私はあまり近くで見たことはなく、遠くからご挨拶する程度。

若いシカの近くには親がいることがあります。角がないからと言ってむやみに近づかないようにしましょう。

 

 

 

はじめてお目にかかった隣人オポッサム(Oppossum)

オポッサム

写真が遠くてごめんなさい!

この週末に出会った謎の隣人。猫くらいの大きさで、顔は白く、鼻はスッと尖っているように見えます。しっぽもまっすぐで細く、ピンとしています。

 

近づこうと思ったのですが、一気に走って木の上に逃げてしまいました…。

 

オポッサム2

謎の動物だ!と思いツイートしたところ、フォロワーさんから「オポッサムでは?」と教えていただきました。

 

オポッサムは北米で唯一の有袋類で、テキサスでは中央に多いそうです。夜行性の生き物なのに、なぜこんな真昼間にウロウロしていたのかしら。

 

オポッサム界に風紀の乱れを感じますね。

 

 

 

アライグマ(Racoons)…かもしれないモフモフ

 

写真がないので、Wikipediaからお借りしてきました。

Raccoon climbing in tree - Cropped and color corrected

(写真はWikipediaから。撮影者:David Menke)

 

2018年11月頃、早朝歯医者に行く途中、アパート近くの水路の暗がりで遭遇。

木の下の暗い場所で猫っぽいモフモフが動いている…と思い見ていると、どうも猫ではない。しっぽが猫よりも太くて、例えるなら怒りMAXの猫のしっぽみたいな。

 

その時は夫と「タヌキじゃない?」ってことで結論付けたのですが、Wikipediaによるとタヌキってアメリカにいないんです…。なので、今思うとアライグマだったのかも?

 

 

でもアライグマは夜行性だから、もしかしたら本当に怒りMAXな猫だったのかもしれない。

サンアントニオ市のアライグマのページはこちら

 




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おわり-アメリカでは野生動物との距離が近い。

 

サンアントニオに引っ越してきたとき、その辺に普通に植えられている街路樹でリスに出会い、とても驚いたことを覚えています。

 

いまでも見かけると近寄って写真を撮るくらい好きです。アラモのような観光地のど真ん中でもいますからね。たくましい。

 

この記事を書く際にコヨーテがいると知り、ものすごく驚きツイートしたのですが、アメリカ各地のフォロワーさんたちから続々と「うちの近くにもいるぜ」という情報をいただきました。リプライくださった皆様ありがとうございました。

 

こういう野生動物と遭遇する場所が、普通の住宅街や人通りの多いダウンタウンであるというところが、日本とは違うように思います。

私が住んでいた日本の地方都市がそれほど自然豊かではなかったからかもしれませんが、日本ではかなり山の中まで入らないと野生の動物には出会えなかったように思います。

 

それを思うと、アメリカって野生動物の世界と隣り合わせの国なんだな、と実感しました。




参考URL

サンアントニオ市の野生動物情報 https://www.sanantonio.gov/Animal-Care/Animal-Health-Welfare/Wildlife

ウェイコ市の野生動物情報 https://www.waco-texas.com/animal-control-wildlife.asp

CNN「コヨーテは都会好き?、快適な暮らし求めて移住 米で追跡調査

 

 

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