フィンランド、薬局で低強度のステロイド外用薬を処方箋なしで買えるぜ!

フィンランド、薬局で低強度のステロイド外用薬を処方箋なしで買えるぜ!

2021年7月12日 0 投稿者: goldeneuglena

こんにちは皆さん!アトピー持ちの在外邦人、管理人です!

海外在住でアトピー持ちの困ったことと言えば、病院に行くのが日本よりも敷居が高いこと!!!

欧州のように公的保険が整ってようが、アメリカのように高額医療費が待ち構えていようが、どっちにしろ日本で皮膚科にかかるよりも億劫…。特に初めて滞在する国なら、医療制度から調べる必要があり、なおさら面倒くさい。

今回は、タイトル通り、フィンランドでは弱いステロイド外用薬ならドラッグストアで処方箋なしに買えるぜ!という感動を共有したい記事です。

そのまんまな内容ですが、在フィンランドのアトピー持ちさん、または未来の在フィンランドのアトピー持ちさんの希望の光になれば嬉しいです(大げさ)。

他にも、

アメリカでのアトピー持ちとしての体験談とか

フランスで一般医からステロイド処方された経験とか

を書いてます!気になる方はご一読を!

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フィンランドではPrismaなどに併設されている薬局でステロイド外用薬を入手可能!

フィンランドではなんと、処方箋なしで薬局でステロイドを購入できます。フランスとは違う!ありがたい!アメリカっぽいぞ!

私は多分、白樺の花粉による肌荒れだったと思うのですが、花粉が収まってきた事&ステロイドを入手したことで、だいぶ落ち着いてきました(しんどいですね、フィンランドの花粉…)。

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棚に並ぶステロイドはヒドロコルチゾン1%と2.5%

私が店頭を見た限りでは、どうやら処方箋なしで購入できるステロイド外用薬はヒドロコルチゾン1%と2.5%のみのようです。いくつか薬局を覗いてみたんですが、基本的にステロイドの強度はこの2種類みたい。

イギリスのNHSによると、ヒドロコルチゾンは2.5%が最大強度(参照:Hydrocortisone for skin )なのですが、ステロイド外用薬の世界全体としてはヒドロコルチゾンは1%でも2.5%でも弱めのクラスのようです(Wiki: Topical steroid)。wikiによれば、アメリカのシステムだと最弱クラス、他の国のでシステムでも最弱っぽいので、多分フィンランドでも弱いはず…。多分…。私医者でも薬剤師でもないから断言できないけど…。

とはいえ、パーセンテージが1%と2.5%があるので、どの程度強度に差があるのかは、私では明言できませぬ。気になる人は薬剤師さんに聞いてみてください。私も今度聞いてみよう。

フィンランドで入手できるこのような(多分)弱いステロイドは、どうも虫刺されに使われるようです。蚊のマークがついた販促POPが一緒にありました。

処方箋なしで入手できるステロイドは、このようにあるにはありますが、ただ弱い。アトピーの症状によっては気休めにもならない場合がありますので、その点はご了承を。状況的に可能であれば、ぜひ病院に行きましょう。こういうのは長期的に任意で使うのってあまりよくはないんでねぇ。私もKelaの手続き完了したら行きたい…。

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おわりにーフランスでは処方箋必須だったけど…フィンランドのステロイド事情はアメリカに近い?

同じ欧州といえど、フランスとフィンランドではステロイドの扱いが異なりますね。どちらかというと、アメリカっぽい。

フランスは弱いロコイド軟膏ですら処方箋必須で、気軽に購入できず不便、でも医療費はほぼ無料なのでお財布には優しい。平等の観点からでしょうかねぇ…。

アメリカではそもそも医者にかかること自体が、医療費と保険制度のせいで複雑で面倒で、しかも保険に加入していても最終的に財布に優しくない可能性残っているということが全米No.1を獲得するほど広く認識されているはずなので、医者にかかる前に市販薬を試すんですね。その一環で弱いステロイドもスーパーで入手できるお手軽さ。

フィンランドでは、基本的に公的医療は無料で受けられるんですが、どうも公共の医療施設は予約が遅いらしいんです。これは私の想像ですが、だから私立の医療施設と公共医療センターと薬局が共存してるんでしょうね。

あ、ちなみにフィンランドでは店頭で気軽に買える保湿クリームの種類がフランスと比較して圧倒的に少ないと思うのです。成分的な選択肢が少ないというか、価格と成分にこだわらなければ楽に手に入るというか…。

なので、もしフランスからフィンランドに引っ越す人で、スキンケアにこだわりが強いという人は大量に買いだめしていくのがオススメです。

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