【ユヴァスキュラ】パステルカラーのフィンランドの冬景色

雪景色が綺麗だったのでシェアしたいだけの記事。

真っ白なフィンランドの冬、唯一の褐色だった枯葉の白樺にも雪が積もって、窓の外には色彩がありませんでした。

クリスマス的な装飾によく見る白く化粧した木々って、モデルがあったんだなぁ、本物だったんだなぁ、と。白樺って他の木よりも幹が白いから、雪化粧がまるで保護色。

そんな日が数日続いたある朝、朝焼け。

燃えるような赤から、じんわりとピンク色が滲んで、白い世界が夢のような雰囲気に。

急いでカメラを取って－20℃のベランダへ出たものの、寒すぎて数枚シャッターを切るのもやっとでした。

薄い部屋義の身体には切先のような空気と、目の前には柔らかく溶けるような空。自然は時々こうやって私達を誘惑するのでしょうか。フィンランドの湖にはきっとセイレーンいないと思うんですけど、私が写真におさめたのも何かの思惑通り、だったり。

フィンランドの冬の空気は冷たすぎて、肺に入る時にひゅーっと音が聞こえてきそうだと、出かけるたびに思います。息をしているだけで、鼻、粘膜、肺から凍っていきそう。

美しさに息の根を止められそうだ。