2018年から2020年まで2年間生活してみてわかったテキサス州サンアントニオの天気・気温・適した服装
2019年3月29日サンアントニオのお天気といえば、「雨が少ない」「乾燥している」「暑い」という3点を事前知識として仕入れていたのですが、
実際住んでみると
あれ??
…ちょっと違うんじゃない?
ということで、今回は2018年から2020年の秋にかけての気候や気温を実際に生活した経験から共有したいと思います。
気温や湿度といった数字のグラフだけでは把握が難しいお天気です。遠方からサンアントニオに旅行に来る際の荷造りの参考になれば幸いです。
Contents
テキサス州サンアントニオの年間の天気と気温
1月~4月:春?いや、むしろ夏(時々極寒)
晴れるとひなたは暑い。じりじり焼けつくような太陽で30度近くまで気温が上がる。春を通り越して夏なんじゃないかと思うくらい。湿度も余裕で30%台。
そうかと思えば10度を下回る寒い日もあります。このような寒い日は時々やってくる寒波の影響が強いようです。
この時期は、天気が良い日は夏、悪い日は冬、といった感じです。日々季節感が変化するので、衣替えは不要。
5月~6月:たぶん雨季?
雨がスコールのように一気に降り、突然あがる。夜中は雷と風がひどく嵐になることも。
しかも数週間連続でお天気が悪いなんてこともよくあり、寧ろ天気がいい方が珍しいです。
夏の前の季節は、毎年こんな感じでとてもお天気が悪いらしいです。
6月中頃から気温が高い日が確認され始めます。
7月&8月:夏本番!暑い!焦げる!蒸発する!
晴れの日が多かった印象。2019年に至ってはほとんど雨が降っていません。ほぼずっと晴れ、青空の日々。気温も高く、湿度も低い。
砂漠…干上がる…日中外で遊ぶのなんて無理…って感じです。
9月:少し天気が崩れ始める。
2018年は非常に雨の日が多かったです。しかもスコール並みの雨量!ただ晴れると尋常じゃない暑さで、脱水で身の危険を感じるくらいの暑さでした。
2019年も9月頃から徐々に曇り空が増え、8月の青空とはわずかに雰囲気が変わります。朝夕で雲が広がり、昼には青空、しかし時折夕方には雷が鳴ることも…。2019年の雨量は2018年ほどではありませんでした。
ただ、相変わらず暑い。
2018年9月の雨の降り方は異常だったようです。
いずれにせよ、2018年、2019年ともに、9月から夏の終わりを少しずつ感じ始める…と言ったところでしょうか。8月の真夏の頃には聞こえてこなかった虫の声が聞こえ始めます。
10月:突然の秋。
基本的にカラっと乾燥していて、日中は暑く、日差しは強いが、日陰は涼しい。しかし朝晩はかなり涼しく、とてもさわやか。
まさに突然、秋が来た!という感じで、突然ポカンと寒い日がきたりする。そして数日後には30度近くまで気温が上がったりする。
雨が降る日は多くはなかった印象だが、早朝は若干の曇り空が広がる(日が高くなるにつれて晴れる)。
11月:天気悪いが晴れると気持ちが良い。
天気悪い日が多いなぁ…という印象だが、雨が何日も降り続くということはない。また日によっては霧が出たりすることもある。
そしてやはり唐突に寒い日が来て、その数日後には回復する。1週間で寒暖の差が激しい。寒いと5度以下になったりもする。
また晴れると小春日和程度には暖かいこともあるが、30度まで上がるのは珍しいかも。
12月:冬。体感的に日本と比べても寒いしすごく乾燥している。
寒い日が多かったです。部屋の中でも暖房が必要なくらいで、かなり着込んでも底冷えするような寒い日もあった。
ただ晴れると太陽の下では暖かい春のような陽気。
その他、湿度など
サンアントニオは1年を通して、朝と夜での寒暖の差が激しく、さらに1週間での気温の上下が激しいです。ミドリムシ的には1週間で四季が巡るような印象です。
湿度に関しては朝は80%ほどあっても、その後晴れると30%まで下がります。
サンアントニオ観光におすすめの服装とあると便利なもの
サンアントニオの過酷な気候を乗り切って楽しく過ごすために必要なものを考えてみました!
夏のサンアントニオで観光する際のオススメの服装
皆さんご存知の通り、夏はえらい暑さです!
服装は基本的に真夏の服装でOK。
個人的な感覚だと、ぴったりとしたジーンズは非常に暑くてしんどく、うんざりすると思われます。
ショートパンツや麻などの通気性の良いものがおすすめです。
また、私の体感的に日本よりも日差しが厳しい印象なのでサングラス必須です。もともとそれほど眩しさに敏感なわけでは無い私でも、日中のお出かけは明るすぎて非常に厳しいと感じています。
夏の注意点:バスや屋内は空調が効きすぎ。夏の前後は意外と雨降るよ!
大型の施設やバスなどは、これでもか!というくらい冷房が効いています。寒い効いてるので、苦手な方は薄手の羽織ものがあると安心です。
またネットでは雨が少ないという情報もありますが、2018年は東南アジア並みに雨が多かった印象です。特に9月頃に来る場合は、雨具があるといいかも。また靴はスニーカーなどの歩きやすいものはもちろん、バックパックにビーチサンダルのように濡れても良いものを忍ばせていると楽だとも思います。
★ショートパンツなどの真夏の服装+羽織もの+可能ならビーチサンダルも。9月は雨具の準備も。
秋(10月)のサンアントニオで観光する際のオススメの服装
日中の観光にはまだ夏っぽい服装で大丈夫。相変わらず日差しが強いので、サングラスや帽子などがあると良いと思います。
また早朝&夜にお出かけする予定のある方は、長袖の羽織ものがあるといいかも。10月から朝晩の寒暖の差が一段と激しくなり、特に早朝は肌寒いです。
10月頃は長い丈のパンツでも過ごしやすくなります(夏はショートパンツしか無理!ってくらい暑いのですが)。タンクトップしか無理!な夏から、Tシャツでも良いかも…寒い日のために長袖があるといいかも…という感じの秋です。
冬のサンアントニオで観光する際のオススメの服装
正直に言うとですね…冬場の服装は難しいんですよね。
コートが欲しいくらい寒い日もありますが、晴れると日当ではタンクトップでも暑いくらいです。
私が2月に動物園に行ったときも、最初はセーターを来てたのですが、日当が暑すぎてほとんどタンクトップで動いてましたし…
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冬は、屋外屋内ともに、脱いだり着たりして調節できるような服装が良いと思います。
具体例としては、セーターの下に脱いで歩いても大丈夫なTシャツやタンクトップを着ておくとか。
秋冬にサンアントニオに来る際は、日本の晩秋頃の服装と真夏の服装の両方が必要だと思います。
注意:いくら寒くても、ダウンコートが必要なくらい冷え込むことはありませんでした。
サンアントニオでのお出かけに関して通年で必要なもの
サンアントニオ(というかアメリカ南部?)、非常に太陽が強い印象です。文字通り、焦げるような感じがします。
なので、高強度の日焼け止めは必須です。
また日傘については、アジア系学生さんは時々さしているのを見かけます。サンアントニオ全体としてはやはり日傘の使用は非常に少ないですが、使っていても咎められるものではありません。
さらにサングラスはあると非常に便利だと思われます。
私も特に瞳の色が薄い訳では無いのに、晴天のサンアントニオでは眩しすぎて頭痛がするくらい。ぜひバッグに忍ばせておくのをお勧めします。
さらにお出かけ後のことを考えると、高保湿な基礎化粧品も必須ですね。私は化粧水やクリームで保湿が間に合わないので、最近はオーガニックのココナッツオイルで水分の蒸発を防いでいます。スーパーで普通に購入できる食用のものです。
またアメリカでは手ごろな価格の化粧水のバリエーションが少ないのが特徴です。ドラッグストアの化粧品コーナーを眺めていると、ほとんど化粧水がないというのが分かると思います。強力な太陽光を浴びた後なので、ぜひ高保湿な化粧水も欲しいところです。
まとめ-サンアントニオ、雨降るときはすさまじいよ!
サンアントニオのお天気は、晴れると年間を通して暖かい(暑い)というのは事前情報と同じです。
ただし、夏の前後のサンアントニオは意外に雨が多いぞ、ということを述べておきたいと思います。夏が本格的に始まる前に雨が降り、夏が終わりかけに曇りが増え時々雷が鳴ります。
雨をできるだけ避けるなら、7月8月に遊びに来る方が無難だとは個人的には思います。でも暑いんだけどね。
最後になりましたが、本記事はサンアントニオに住んで2年目の管理者が、サンアントニオの天気について主観的に記録しているものです。天気の良し悪しを保証するものではありませんので、参考程度にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。
当ブログでは、2年間住んだテキサス州サンアントニオの観光情報や、
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