私と語学の絶望的な戦い

私と語学の絶望的な戦い

2019年4月12日 0 投稿者: goldeneuglena

フランス語/En français

英語/In English

今日は日記的な記事です。

 

私の30年ほどの人生は、語学との戦いのような気がします。

今までの人生の転機らしき時期は、自分の語学力不足に絶望することから始まり、ちょっとだけそれを乗り越えて、ちょっとだけ自信をつけて、しばらくしてまた絶望し…というような。

 

私は、ちょっとだけフランス語がしゃべれます。上手ではないですが。

 

フランス語がちょっと話せると、周囲からよく言われるようになることの一つに、

「旦那さん外国人だから話せるんだね」というものがあります。

でも、ちょっと違うのですよ。常々絶望と戦っているのですよ。

 




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フランス語との出会いは第二外国語

 

私とフランス語の出会いは、大学の外国語の講義でした。

その時の講師の先生がとても面白くて良い先生だったことがきっかけです。

 

そのフランス語の授業では、毎回小テストが行われるのですが、「数ページ分のテキスト上にあるすべての単語」という出題範囲だったので、どの単語が出題されるかわからない分、必死で暗記していました。

 

もちろん動詞の活用や性数一致などもテストされました。この頃の暗記が今も効いていると思います。(なのでもし英語以外を新しく学ぼうと思っている人がいるなら、私は文法と単語とその活用を徹底することを全力ですすめます。)

あ、ちなみに外国語大学ではなく、仏文専攻でもないので、完全に第三外国語として始めています。

 

はじめての海外旅行先としてパリへ行ったのもこの頃です。

 

既に海外旅行をしていた幼馴染と一緒に行きましたが、慣れない私は体調を崩したり、想像よりもキラキラしていないパリに絶望してみたり、本気で「絶対もう2度と行かない」と思っていました。

 

…とはいえ、楽しくもあったのですけど。

ルーブル美術館はやっぱりすごかったですし、真下から見上げるエッフェル塔は万華鏡のように綺麗でした。

 




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フランス色が強い研究室へ進学、そして自分に絶望

 

そして修士課程へ進学し、非常にフランスとの交流が盛んな研究室に所属します。

 

「パリに興味がなくなっていたのになぜ?」

と思われるかもしれませんが、色々考えて私なりに決めたのです。

 

この修士課程の研究室で、初めて自分の語学力に絶望します。

 

学部ではそこそこフランス語の成績も良かったので気楽に構えていたのですが、そこでまた絶望します。

フランス語で行われるゼミの内容が全く分からず、フランス語で書かれた専門書も読み進められないのです。

 

この時の挫折感というか、羞恥心はすさまじいものでした。

本当に井の中の蛙とはこのことだなと思い、自分はちょっとできるかもしれないと思っていたことが心底恥ずかしかったです。

 

ただし良いこともあって。

この挫折のおかげで、その後精神的に大変な部分もあったのですが、1度目の留学(短期留学)を決意するきっかけになりました。この時お話をいただいたこと、とても感謝しています。

 




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1度目のフランス留学から帰国後も語学力は低空飛行で、絶望

 

しかし1度目の帰国後も、少し自信がついたかと思えば、やはり研究室の高度な内容にはついていけず、資料を読み進めるのにも苦労していました。

 

この頃、

 

「留学すれば語学はどうにかなるなんて、幻想」

 

と気づきます。

 

3か月の留学後の語学力は、インプットがちょっとマシになった程度で、ちょっとだけ資料が早く読めるようになった程度でした。

 

そして2回目の留学を前に再び語学力に絶望します。




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2回目のフランス留学、会話ができない絶望

 

色々あって、2回目のフランス留学に行くことになったのですが、そこでも絶望します。

私はアウトプット=会話ができませんでした。でも、それが遠因となって配偶者氏に出会うことができました。これは私の絶望力に感謝ですね。

 

そこで語学交換の相手を探すべく動き出します。

外国語での会話の場合、必要なのは語彙力と文法だけではありません。

フランス語で考え、そのままフランス語で文章を口から発するにはトレーニングが必要でした。

 

日本を発つ前の成果は不明ですが、留学中もとにかく、日常で自分のできなさ加減に直面し続けました。

そしてどうしても自分で学習することに困難を感じたので、絶望しながら語学学校に通い始めました。この語学学校は中華系の学校で、比較的安価でした。様々な国から来た友人に恵まれましたのもこの語学学校に通ったからです。

 




 

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おわり-語学学習は絶望の繰り返し、継続した者が勝者

 

ここまで、挫折を繰り返しているのですが、それでも私はフランス語学習諦めてないのです。

そういうと、まるで美談のように聞こえますよね。

 

でも、私のフランス語は、流暢でもなく、語彙力も少なく、まったく美しくないのです。

今まさに、このことに絶望しています。

フランス人と結婚していて、日常的に触れる機会が多くても、このありさまなのです。ミスは多く、文章も稚拙です。

 

しかし思い返せば、数年前は簡単な文章でさえ辞書を引いてましたし、長い記事をフランス語で書くなんてできなかったのです。

SNSで短い会話するのも大変でしたし。

 

なので、私は語学の才能はないけれど、凡庸は凡庸なりに続けていればちょっとは改善できるかなと思って、あがき続けています。

そしてこれまでのパターンなら、語学に絶望しているタイミングが私の人生にとっての良い節目でもあるはずなので(そんな論法が科学的ではないのは承知していますが)!

 

 

今日の記事は何が言いたかったんですかね…たぶん、語学が下手でも勉強続けていいじゃない、ということと、配偶者が外国人でも常々自分の語学力には絶望して戦うしかないということでしょうかね。頑張ってもうまくいかないことは多いけど、努力するほかないよね。語学って、できる!→できない…→できる!という繰り返しですしね。

そんな語学の才能がない私でも楽しく続けられている英会話について書いたので、こちらもどうぞ。

https://goldeneuglena.work/2019/04/14/dmm%E3%81%A7%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%8B%B1%E4%BC%9A%E8%A9%B1%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%86%E3%83%87/

読んでくれてありがとうございました。では。

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