テキサス州でヨーロッパのチーズが欲しいなら高級スーパー「セントラル・マーケット(Central Market)」に行こう!
2019年9月14日このブログのサブテーマとして「アメリカの中のフランス」を標榜している者としては、避けては通れないもの…それはチーズ!!!理由はプロフィールを読んでね!
アメリカもチーズを作っているし、サンアントニオの場合は地元スーパーH-E-Bでメキシコ系のチーズを購入できます。
しかし欧州のチーズは依然として入手が難しい、売っていても種類が少ないという現状です。
そこで本記事では、ヨーロッパのチーズを数多く取り揃えている「セントラル・マーケット」を紹介します。
セントラル・マーケットはチーズ以外にも、刺身用の魚ブロックや様々な面白いものが売っているので、この機会にぜひ楽しくお買い物していただければ幸いです。
☆またこの記事は、先日筆者がTwitterで「フランスのチーズ食べたい!」と嘆いていたところ、親切なフォロワーさんに教えていただいた情報をきっかけにしています。リプライをくれた在テキサスのフォロワーさん、本当にありがとうございます!☆
Contents
「セントラル・マーケット」をテキサス州の卸売市場だと思っていたのは私だけではないはずだ…
「セントラル・マーケット」という名前を初めて聞いたとき、私は「中央卸売市場?」と思ったのです。そうか、市場に行けばチーズも色々あるかもしれない!と。
しかし、こちらをご覧ください…。
ご覧いただけますでしょうか?Central Marketという滑らかな筆致の下に、小さくブロック体で書いてある文字を…。
そうです、「H.E.B」です!
セントラル・マーケットとは、テキサス州南部をシマとする地元企業(HEBという名前になったのはサンアントニオから!)のH.E.B.の系列だったのです!知らなかった~、知らなかったよ~!
入口に飾られた飾りも、ご近所のH.E.B.と同じです。この日はハバネロ祭だったようで、ところかしこに唐辛子コラボ的な商品がありました!
まさか、卸売市場ではなく、スーパー…しかも、H.E.B.だったなんて…。地元企業おそるべし。この強大な力を誇るスーパーH.E.B.ですが、独立記念日の花火のスポンサーでもあったはず。気づけばそこにあるというくらい色々なところにあるので、秘密結社なんじゃないかと思ってます。冗談です、いつもお世話になってます。
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テキサス州の高級スーパー「セントラル・マーケット」のおすすめな点
さて、H.E.B.の強大な勢力にビビったところで、ここからは管理人の独断によるセントラル・マーケットの面白い点を紹介します!
新鮮なハーブがたくさん並んでいる。
乾燥したハーブではなく、生のハーブが色々ならんでいます。少しだけ水がある状態で陳列されているので、どれも生き生きしててハーブ売り場周辺はいい匂いがします。
私が見たときは、ミント、バジル、ローズマリー、ディルなど。普通のHEBでも生のハーブは販売していますが、水に入っているわけでもないので鮮度は段違いだと思われます。
シイタケ売ってる。
近所のHEBにはキノコと言えばマッシュルームしかありませんが、セントラル・マーケットならシイタケも売っているんですね!
さらに、スパイスコーナーには乾燥シイタケと乾燥マイタケも売っていました。乾燥マイタケって何に使うんでしょう?出汁取れるんですかね?
お茶もコーヒーもたくさんの種類が
コーヒー、お茶の品ぞろえが多いです。
棚一面のお茶…選ぶのも見るのも楽しいです。パッケージも可愛いものが並んでいます。
また量り売りの茶葉もあります。こういう陳列って、ウキウキしませんか?
さらに試飲もできるようです。私もコーヒーをいただきました。
常にコーヒーだけなのか、パネルに描かれているようにお茶もあるのかは不明ですが、雰囲気的にお茶もありそう。
テキサス州のセントラル・マーケット、チーズの種類がすごく多い!
さて、今回のお買い物の主役、チーズです!
見てください、この売り場!大きい!!!!たくさんのチーズ!!!
フランスのチーズのなかでは、特にブリーBrieの種類が豊富でした。私もこんなにブリーに種類があるなんて知りませんでした。アメリカでは人気なんでしょうか?
またチーズ売り場では既に切り分けられたものもあれば、紙で包んであるホール状態のものもあります。ホールは近くにいる店員さんに頼むと切ってくれます。
ブルーチーズ大好きな私は、今回はパピヨン・ノワールPapillon Noirというブランドのロックフォールを探していました。日本にいる知人から伝え聞いており(私の中ではもはや伝説)、無事に見つかりました!よかった!
個人的な感想ですが、今まで食べたどのロックフォールよりも羊を強く感じました。羊の風味が好きな人はたぶん恋に落ちると思います。あと塩辛さがちょっと柔らかい気がします。ロックフォールと言えば、ピリッとした刺激と塩味が目立つので苦手という人も多いと思うのですが、これはもうちょっと穏やかかも。
さて、突然騒ぎ出した夫が見つけたチーズはこちら、チーズ、トム・ド・サヴォワTomme de Savoie。
夫の地元のチーズでして、チーズを作った工房もどうやら実家の近所のようです。なんか思いがけず里帰りした気分ですね、よかったね夫。
こちらのチーズは硬めのチーズです。でもパルミジャーノよりは柔らかい。ナッツのような香ばしい感じがします。ご自宅でお召し上がりになる際は、外皮とチーズの境目ぎりぎりを切り落としてください。皮は食べられませんが、皮の近くが一番おいしいので。
売り場のお姉さん曰く、こちらアメリカでも人気のチーズだそうです。皆さんも見かけた際はぜひ!
パンの種類も豊富!
ハード系のパンが美味しそう。
他にもクロワッサンなど様々なパンが並んでいました。ただしバゲットはフランスの2倍。そういうもんよね、しょうがない。
サンアントニオのセントラル・マーケットで刺身・生食OKなマグロとサーモンを購入できる!?
在米邦人として嬉しいのが、生食用のお魚!!!
セントラルマーケットは鮮魚コーナーも充実しているのです。
ガラス・ケースの向こう側には多くのお魚やカニ・貝と並んで、カエルも売ってたり…。びっくりして変な声出しちゃいました。
しかしお店の人曰くこれらの魚介類の生食は「お腹壊しても自己責任!」だそうで、あまり推奨していないそうです。そういえば、同じような文言はスプラウトの鮮魚コーナーにもありました。
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しかし、冷凍されたマグロとサーモンは生食も大丈夫!とのこと(お店の人談)。
気になる価格は以下
- マグロ…24.99ドル/Lb
- サーモン15.99ドル/Lb
この価格だけ見ると、Groomer’sの方が安い場合もあるかもしれません。ただGroomer’sは日によって価格が異なりますので、絶対に安いとは言い切れないのが難しいですね…。
おわりに-テキサス州のHEB系スーパー「セントラル・マーケット」は超楽しい!
ざっくり私の感想を交えて紹介してみました。いやー、ほんとに楽しかった!
珍しい商品がそこかしこに並んでいるので、店内を散策するだけでも楽しいスーパーです。我が家はラベンダーのジャムなども購入してみました(これは予想以上にラベンダーで食べきるのが難しかったです)。
また試飲・試食は上述したコーヒー以外にも色々と行われていました。
ワイン売り場ではワインの試飲もやってました。すべての商品には当てはまらないと思うのですが、私が行ったときには試食品じゃないアーモンド(ハラペーニョ味)を店員さんのご厚意で試させてもらったり…ということもありました。
欧州のチーズを探している人はもちろん、珍しいもの、フレッシュなものを探している人にも大変おすすめのスーパーです。ぜひ行ってみてください!
あ、あとフランス語のカタカナはどうにか近い音で記載しています。日本語での通常の表記とは異なるかもです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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