
【タスク】遊びが下手すぎて燃え尽き症候群みたいになる対処法【至上主義】
2020年6月26日前回にこういう記事を書いたのに、今週は月曜から全くやる気がなく危機感を抱いています。
何かを達成しなければならないという焦りが常に付きまとっているようで、何もできない自分に苛立ちと自己嫌悪を感じてしまいます。
今回はそんな焦りと苛立ちと自己嫌悪を抱く現状を分析し、今後同じような状況に陥った時のガイドラインを作っておこうという趣旨の記事です。
Contents
突然燃え尽きる…原因となる性格的な特徴
①それほどやりたい事ではないのに、淡々とやってしまう。
本当はやりたくないのにそうとは気づかずに、タスクとして処理してしまう。ともすれば、やりたくないけどあたかもそれが自分のやりたい事のように自分自身すらも騙せる。自分の気持ちを無視する。キレイに言えば、忍耐力があるとか責任感が強いとか、器用とか。
②タスクを達成することに快感を覚える。
別にやりたい事でなくても、ToDoリストのチェックマークが増えることに快感を覚えるのでタスクを完了してしまう。作業や仕事の過程自体に面白みは感じないけど、タスクが完了すると嬉しい…。よく言えば、仕事熱心。
③メリット(効果)のあることを熱心に行う傾向にある。
例えば、運動を習慣化するとか。語学や資格の勉強をするとか。野菜をバランスよく食べるとか。そういう、「良さそう」「より良い人生になりそう」な結果が期待できることを継続することで承認欲求が満たされるのです。
一方で、特に「良さそう」な効果は期待できないけれど、純粋に「楽しい」「心が満足する」「幸せを感じる」というような、自分自身が心から喜ぶようなもの事を行うのが苦手。遊びが苦手。ぶっちゃけ会社の人と飲み会するのも苦手(無駄だし身体に悪そうでデメリットしかないと思うから…)。それっぽく言えば、生真面目で誠実っぽい感じ。
結果、突然無気力になる。
タスクをこなすこと、好きでもないけど承認欲求が満たされることを行うことは、ドーパミン的な一時的な幸福なだと思われます。これは瞬間的に満足感があるけど、消えるのも一瞬。
達成可能なタスクがあるうちはまだ良いけれど、少しでも困難になってしまったら、無気力に陥りがち。
だって元々、達成する過程自体に興味が薄いわけだし、さらに達成感のみで幸福を感じようとしていたので、達成感以外の心の充足については鈍感で忘れがち。つまりストレス解消法を用意してないのでリカバリーも困難。
タスク達成至上主義が陥る燃え尽き症候群の対処法
まずは自分が何が好きだったか思い出す。
タスク達成至上主義の場合、タスク以外のこと、つまり無責任に楽しめる遊びがとても下手だと思われます。タスクに集中するあまり、自分が好きだったことを忘れてしまったり、ってのが良くあるのです。
私の場合は現実生活でメリットの生じないと判断した活動(例えばゲームとか)ができないし、「無駄だな」と思ってしまったが最後、その活動ができなくなります。なのでストレス解消が難しく、自分でも何をするのがストレス解消になるのか、心から楽しいのかを見失ってしまいます。
ただそんな空しい性格であっても、いままで何か心が動かされることがあったはずなのです。
心から好きなことを思い出しましょう。思い出すためにノートに書きだすのも良いですね。とにかく何でもいいので好きな事を思いつく限りをノートに書き出しましょう。
書き出すうちに、視覚的なもの、触覚、聴覚、味覚、何かを作るのか、何かを鑑賞するのか…など、好きな事に傾向があるようなら、その傾向を広げるように、類似する活動についても好きかどうかを自問自答をしてみます。
例えば、旅行が好きであれば、旅行の何が好きなのかを考えてみる。目的地まで運転するのが好きなら、近場をドライブするのはどうか。車窓からぼんやり景色を見るのが好きなら、窓の外をながめつつ瞑想するのはどうか。旅行で写真を撮るのが好きなら、写真集やYouTubeの動画を眺めるのはどうだろうか。新しい食べ物に挑戦するのが好きなら…出てきた要素から芋づる式に好きな事を広げていく。
書き出した活動のどのような側面が好きなのか細分化し、広げながら、今現在できる好きな事の候補を増やしていきましょう。
純粋に楽しめる好きなこと・ものを手元に用意しておく。
好きなことが明確になってきたら、可能な限りそれらをすぐに用意できるように環境を整えましょう。
旅行好きの場合は昨今の事情で直ぐに飛び立つわけにもいかないと思います。でも新しい食べ物に挑戦することが旅の醍醐味であれば、エキゾチックなレシピが載った料理本を手に入れるのも楽しいかもしれないし、キレイな写真と料理が載っているレシピ本なら、視覚と味覚で旅行気分が味わえるかもしれません。
例えば、私の場合は写真が好きです。写真を撮るのも嫌いではないけれど、どちらかというと画像編集するのが写好きなのだと気づきました。色味や明るさを編集するのが純粋に好きなので、未編集の写真ばかり集めたフォルダをあえて用意します。ピンタレスト用の画像をひたすら作るというのも楽しいです。
また、温泉に入ることが好きであれば、それは温かいお湯につかって手足を伸ばしたいのか、それとも水(お湯)に身体をゆだねて重力から解放されたいのか。色々考えると、案外近場のプールに行くだけでも心は満たされるかもしれないし、足湯だけでも幸せかもしれません。ちなみに私は温泉も好きですがどちらかというと水中の軽い重力が好きだと気づきました。なのでプールに浮かんでいるだけでも幸せを感じます。
あと本が好きなら、Kindleなどでいつでも読める環境を整えるのも良いですね。本が物理的にある空間が好きなら、図書館や本屋に行くのもよし、面白い本に没頭したい!と思うなら、あらかじめ自分と好みが似てそうな書評ブログを探しておくとか、信頼できる友人におすすめを聞いておくのも手段の一つだなと思います。
とにかく細分化して、その活動のどの要素が心を満たしてくれるのかを見つけ、可能な範囲で準備しましょう。
おわりに-ここからはしんどかった私の自分語りをしたい。
私のブログは、私という個人の活動記録を残すことで誰かの役に立てればいいな…という動機で始めました。テキサス州サンアントニオという地方の観光地に住んでることもあって、実際の体験でしか得られない細かい情報を事前にシェアできれば、もしかしたら遊びに来てくれる誰かの役に立つかもしれないと。
しかし昨今の事情では、さすがに外出するのがためらわれます。テキサス州の陽性者数は6月初頭から爆増しているし、サンアントニオではダウンタウンは一番割合が高いです。これは間違い、割合が高いのはダウンタウンの西側の地域のようです。
とはいえ、もともと家にいるのが好きなタイプだったので、外出禁止になっても、自宅警備員の本領発揮と言わんばかりに快適に生活していたし、精神的にもそれほどダメージがなかったと思っていたのです。今までも、外出=ブログのネタ探しと言えるほどだったし。
ところがここにきて、このお出かけ&ブログのネタ探しが思いのほか大切だったのだと気づいてしまったのです。外出それ自体も、ブログのネタがないということも、ジワジワと心を暗くしているようで。
いつのまにか私はブログを更新すること、つまりタスク自体がかなり好きになっていたようです。それなのにネタ切れによって好きなブログが難しくなってしまったのですね。今は絞り出すように記事を書いている気がします。
達成可能なタスクとしても、純粋に好きな活動としても、成立しがたいというか。またはいつの間にか好きになったブログを書くことが、コロナ禍によって好きではないただのタスクに戻ってしまい、しかもそのタスクは容易に達成できないもので達成感も得るのが難しい、というか。これが今週のメンタル大爆発の構造だったと分析します。
でも、ブログを書くこと、そのために出かけることは、誰かの為ではなく何よりも私自身の為だったのかもしれないと思い至ったのは、実はとても幸福なことかもしれないとも思うのです。
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当ブログはアメリカ南部の町サンアントニオの観光情報や
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