【フランスのパン】アヌシーのパン屋Pan & Gatôのパンオレザン【Pain aux raisins】
2021年2月12日管理人最愛のヴィエノワズリ(菓子パン)、それはパン・オ・レザン！
パン・オ・レザン愛が強すぎて、アヌシーのパン屋をめぐってきました。今回はその第3弾。
ご紹介するパン屋さんはアヌシー＝ル=ヴュ(Annecy-le-Vieux)にあるPan&Gatôです。
相変わらず超美味しいのは最早パン・オ・レザンのデフォルトなんですが、Pan&Gatôのパン・オ・レザンの特徴は…
- まさかのラムの風味！！！いやむしろこれはラムレーズンパン！！！！
- その他のパンも甘さ控えめ風味豊かで、大人のパン屋さん…
Pan&Gatôの住所は
6 Rue du Pré d’Avril, 74940 Annecy
アヌシー旧市街からは徒歩で約25分。バスでは5番か14番で10分(Albiny下車)。
私は歩きました。罪悪感を感じずに美味しく食べたいんだもの。
朝は6時半から毎日営業中。(パン屋の休日である月曜日も営業してるっぽい)
2021年2月現在は夜間外出禁止のため18時には閉店します。
では、道中の写真いっぱい詳しく見たい方はご覧ください～！
アヌシー＝ル=ヴュ(Annecy-le-Vieux)にあるPan&Gatôへパンオレザンを求めて…
2月某日、この日もパンオレザンを求める旅は朝から始まりました。なぜって？遅くいくと、パンオレザンは売り切れてることが多いから。
今回行くパン屋Pan&Gatôはアヌシー＝ル=ヴュにあります。アヌシー旧市街からはちょっと遠いので、ついでに散歩もできちゃう。
湖の芝生まで行って、そのまま湖沿いにPlage de l’imperialまで東に行きましょう。
この日はあいにくの空模様でしたが、白鳥が芝生の上に沢山いました。水たまりは湖じゃないって教育は受けなかったようです。
大きい。翼がふわふわ。かわいい。
他の水鳥も…朝の湖は鳥にとっても寒いんでしょうか。晴れるとエメラルドグリーンが美しい湖も、この曇天ではさすがに灰色なんですねぇ。
Plage de l’imperialから道路を渡って北上します。マジェスティックというレストランがある交差点を渡ります。
Rue centraleを進むと、人がたくさん並んでいるパン屋さんが見えてきます。ここがPan&Gatô。
内部はこじんまりとしてますが、美味しそうなパンがガラスの向こうに所狭しと並べられています。
Pan&Gatôのパンオレザンはラムの香り...
大きさはごく普通。巨大でもなく、小さすぎず。
表側を観察すると、クリームもレーズンも見えず、繊細で細かい渦巻き状の層にカラメリゼされたような焼き色がついているのがわかります。
裏側を見ると、クリームは確認できますがレーズンの姿が目立ちません。
ここまでは特に目立った特徴のないPan&Gatôのパンオレザン。しかし驚くべきはその風味なのです。
一口かじって、良くあるパンオレザンとは異なる香りに気が付くでしょう。二口目でようやくその正体に気が付きます。これはラムの香り！
Pan&Gatôのパンオレザンは、ラムの香りがする一風変わったパンオレザンなのです。
表面はパリッとして、中はしっとり…食感は優秀なパンオレザン。
でも比較的甘さは控えめで、クリームやレーズンの重さよりも、ふわっと香るラムの印象が強い。華やかなラムの香りがパリパリの香ばしい生地に合って、とても美味しい。
自宅に帰りサイトを確認したところ、やはりこのパンオレザンはラムレーズン入り(お店のサイトが開きます)。
驚きに満ちたラグジュアリーなパンオレザンでした。アヌシーに遊びに来たらぜひ朝ごはんやおやつに試して欲しいです。
Pan&Gatôの他の美味しいパン
他にもチョコ入りのハード・パン(PAIN PISTOLES)がすごくカカオの風味が豊かで、ダークチョコレートの塊を食べているような感じ。めちゃくちゃ美味しかったです。
あとグリブイユ(Gribouilles)もおすすめ。ベーコンみたいな肉(lardon)とペッパーがかなり効いてて、サックサク。ビール飲みたくなる味で酒飲みにもおすすめ。
おわりに―アヌシーのパン屋Pan&Gatôのパンオレザンは大人向け
Pan&Gatô、ほんとに行って良かった…。
アヌシー近辺で3軒回ったパン屋さんの中で、ここのパンオレザンに一番衝撃を受けました。ラムの風味で朝食をとるなんて、おしゃれ＆ラグジュアリー。
他に食べたパンも甘さ控えめ＆風味豊かで、すごく心が満たされるお味でした。
個人的にはここ、友人におすすめしたいパン屋さんです。
他にも最強パリパリなパンオレザンとか
旧市街の大きめ＆甘めなパンオレザンがあります！
その他のフランス旅行情報(アヌシー＆エクス＝レ＝バン中心)はこちらから！
