【アヌシーから日帰り】シャモニーに行ってモンブランを見る!【アルプスの絶景】
2021年2月22日オート=サヴォアやアヌシーに観光にやってくる予定の人、ちょっと足を延ばせばアヌシーからヨーロッパで一番高いモンブランを見に日帰り観光できちゃうのです!
実はアヌシーからフレンチアルプスの街シャモニー=モンブランまでは車で片道約1時間半。午前中ふらっとシャモニーに行って、山々を眺めながら街を散策して、夕方にはアヌシーに帰る、というプランも可能。
また反対に、フレンチアルプス目当てに旅行に来た場合も、アヌシーにちょっと寄る、ということもできます。
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Contents
アヌシーからシャモニーに向けてひた走る!
朝9時半にアヌシー近郊(北部)を出発。だいたい1時間半くらいで到着します。
まだ到着していないのに、車窓からはすでに美しい山。
遠くにはすでにモンブランが見えます。あの山の麓まで行くのです。
こう見るとモンブランってやっぱり高い山なんですねぇ、さすがヨーロッパで一番の高さ。
さらに車窓からはこんな荘厳な岩山も...。こういう山々にはそれぞれ名前があるのですが、私はいかんせん山の素人なのでちょっとよくわからない...。ご存じの方いらっしゃったら、ぜひコメントに残していってください!
こんなのとかね。すごいトンガリ。キレイですねぇ。
ラルヴの谷(Vallée de l'Arve)というところを通過するのですが、ここが排ガスなどの公害に悩まされているので有名な場所なんだとか。うっすら白く溜まっているモヤは雲ではなくて、聞くところによるとガスらしいのです。
パラグライダー(パラパント)を遠くに眺めつつ、シャモニー=モンブランへ登ります。
トンネルを抜けるとこんな感じで、雪が近くに!とげとげの山に白い雪がとても美しい!
アヌシーからシャモニーへの交通手段
電車ならアヌシーから1時間に一本出ています。片道2時間半で、約26€。
電車よりも早くて楽なのはやっぱり車ですね。早ければ片道1時間、通常は1時間半ほどで到着します。
レンタカーを手配したり、ブラブラカーなどのカーシェアリングを利用するのも良いかもしれません。
シャモニー(Chamonix)から眺めるアルプスの山々が絶景だった(写真多数)
シャモニーは高い山に挟まれた街です。なので太陽が出てくるのが遅く、午前中はまだ薄暗かったりします。日帰りならこの時期(2月中旬)は正午前後の到着を目指すと丁度良いかもしれません。
はいこちらモンブラン!白い!白くて空に溶けている!
お昼前後の到着だと太陽の方向を眺めることになるのでぜひサングラスをお忘れなく。
名前がわからないとんがった山(多分Aiguille du Druかな...?)。シャモニーのゴルフ場あたりから撮影しました。
コロナ禍での街とスキー場の状況
コロナ禍でもスキー客はいるにはいるんですが、ただ上に登るのが動いていないので下の方でお散歩したりソリで遊んでいる感じです。
人でごった返してるかというと、そうでもない感じ。でもそんなに閑散としているわけでもなく、駐車場はほぼ満車でした。
シャモニーの中心地も賑わってましたね。お土産物などのお店は全然普通に開いてました。ただレストランは持ち帰りのみの営業みたいです。
おわりに―シャモニー(Chamonix)の教会堂の鍾塔は中世(ロマネスク?)らしい
中世建築好きとしては、シャモニーのサン=ミシェル教会堂は特に鍾塔に対して嗅覚が反応します。
Wikipediaには特に詳しくない鍾塔の建設年代ですが、こちらのサイトによると、鍾塔はこのサン=ミシェル教会堂の建設年代の初期にあたる1119年頃の唯一の遺構なんだとか。教会堂の他の部分は18世紀の再建なんですが、この鍾塔は中世のものが残っているのですね。
外観からは、うっすらみえる組石が古そうな雰囲気なこと、アーチも古そうな予感がすることくらいしか電波を受信できません。柱頭彫刻も見当たらないですねぇ。
特にすごい面白いみどころがあるぞ!という訳では無いのですが、個人的には辺鄙なところで有名ではない中世の遺構を探すのが好きなので見つけられて嬉しいのです。
また今回は行ってないのですが、さらに上に登る電車やロープウェイがあるようなのですね。結構なお値段するらしいので、しっかり計画を立てていつか行ってみたいですね。
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