【どんな旅にする?】水の都アヌシーはスロートラベルと観光が両立する癒しの街

【どんな旅にする?】水の都アヌシーはスロートラベルと観光が両立する癒しの街

2021年4月25日 0 投稿者: goldeneuglena

アヌシーのみどころを伝える記事は世の中に数多くあるので、今回はあなたがアヌシーに来たらどんな旅を満喫することになるのか、という未来の話をしましょう!

今回は、アヌシー観光に行きたい人はもちろん、「アヌシーってどんな感じなの?」という印象をざっくり知りたい人向けの記事です。

アヌシー、滞在したことありますか?

私は近郊に義理の実家があるので何回かウロウロしたことあるんですけど、なかなか良い雰囲気の街ですよね。

自然豊かで歴史もある観光地で、でも適度に都会っぽく、なのに街の規模は小さい。

みどころは色々あるんですが、一番はアヌシー湖ですよね。

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リラックスするスロートラベル:日常のストレスは透明なアヌシー湖で浄化される

アヌシー湖はフランスでも1番の透明度を誇る湖。湖畔には緑の芝生エリア、通称「パケ」と遊歩道が整備されており、早朝は地元の人が走ったりしています。アヌシー湖に面したパケ周辺はとても解放的で、湖の向こう岸に見えるアルプスの山々が圧倒的な存在を前に深呼吸したくなります。

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アヌシー湖の水は抜群の透明度で、浅瀬はエメラルドグリーンを前に夢心地です。特に天気に良い日のアヌシー湖はすばらしく、どこまでも透明で、水は青く、本当に美しいのです。初めて見た時はこんなに美しい湖があるのか!と心から魅了されました。湖が綺麗すぎて、離れがたかったのを覚えています。

湖のほとりを散歩したり、水辺に座ってぼんやりしていると、白鳥や水鳥たちがゆっくりと近づいてきます。真っ白な羽、その優美な動きをずっと見ていたい気持ちになります。

人口密度が高い都市部の日常に疲れているなら。ぜひ自然や動物に癒されるアヌシー湖でゆったりと呼吸を取り戻してください。

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晴れたら「パケ」でピクニックしましょう!

あなたが都会の喧騒に疲れているなら、アヌシー湖でのおすすめの過ごし方はピクニック。晴れた日に緑の芝生のエリアでピクニックするのは最高です。

目の前にバーガーキングがあるのでテイクアウトしても良いですし、せっかくなので管理人おすすめのパンオレザンサンドウィッチに挑戦するのもおすすめです。

芝生の上に足を投げ出してくつろぐのも良いですし、もっと湖に近づきたいなら遊歩道の脇や桟橋に座って湖を眺めながらサンドウィッチを食べるのもおすすめです。あ、白鳥たちが近づいてくるのは確実なのですが、餌やりは禁止なのでランチは死守してくださいね!

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夏はアヌシー湖のビーチで泳ぐ!

本当に美しくて、初めて見た時はこんなに美しい湖があるんだな!と心から魅了されました。その時は延々と水辺で遊んでいました。綺麗すぎて離れがたかったのです。

あ、この湖、泳げるんですよ。湖岸にいくつもビーチがあって夏は楽しいのです。個人的におすすめなのは、アヌシー市内から離れたSaint-Jorioz(サンジョリオ)にあるビーチ。人口砂が引いてあり、水もとても綺麗でおすすめです。ぜひSibraバスで行ってみてください。

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アヌシー湖の遊覧船ツアーで風を感じる

アヌシー湖についてもっと知りたいなら、遊覧船に乗るのはどうでしょう!晴れた日は船の屋上で太陽を感じながら輝く湖と風を感じられて、気軽に非日常が味わえます。船長の解説を聞くと、アヌシー湖の新たな一面を発見できるでしょう(というのも、この街出身の夫も知らなかった事があったから)。浅瀬とは異なる湖の色を発見できるのも良いですね。

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アヌシー湖で足漕ぎボート「ペダロ」に挑戦!

のんびりするのに飽きあたら、足漕ぎボートに乗ってみるとちょっと運動になるかもしれません!自分たちの力でボートを動かして湖の沖にでてみると、一層アヌシー湖の自然を身近に感じられます。水鳥はもちろん、運が良ければ魚にも出会えるかも。

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アヌシー旧市街では水路に導かれアーチをくぐり路地に迷いたい

十分にアヌシー湖で充電できたら、次はアヌシー旧市街地を散策するのもおすすめです。

アヌシー旧市街は、いたるところに清らかな水が流れる水路があります。アヌシー湖にたどり着いたアルプスの山々の水は、さらにThieu川から水路を介して旧市街を満たします。

古い街並みと豊かな水のある景観から、アヌシーはフランスのpetite Veniseと呼ばれているのです。日本人が趣ある古い街を小京都というように、こちらの人はイタリアの水の都ヴェネツィアに喩えるのですね。

水路と旧市街の歴史を感じる景観はどこでシャッターを切っても写真映えします。

重々しい石のアーチのアーケード、まるで生き物のように肩を寄せ合い歪んだ壁、建物の古さを物語る石の窓枠。路地を通り抜け、行き止まりに出会い、橋の上を行ったり来たり…ぐるりと旧市街をめぐりましょう。

古い様子の建物を眺めて奇妙なドアや窓を発見するのも楽しいです。アヌシー旧市街で、あなたはどのように迷いますか?

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アヌシー旧市街で美味しいものを探して…

フランス国内でも屈指の観光地であり、また経済的に豊かなスイスにも近いアヌシーには、美味しいものも多いのです。旧市街をそぞろ歩き、気になったお店でちょっと何か買って、そしてまたアーケードをくぐる…という歩き方も楽しいですよ。

以下に管理人が行ったお店を並べておきますね。

ラベンダー蜂蜜のアイスがおすすめ。
地元っぽいホットサンドのお店はチーズ好きにおすすめ。
アヌシー市内で美味しいパン屋さんを探しているならご一度を!

旧市街のマルシェ

アヌシーに旅行に来るなら、きっとサヴォア/オートサヴォアといったアルプスのある山の郷土料理、特産品を楽しみたいですよね。それならぜひ、アヌシー旧市街のマルシェに行ってみてください!

地元のチーズやソシソン、サヴォアのワインなど、地元の食の重要なピースを手に入れる事ができます。しかも結構安いんですよ…。

「特に買い物する必要はない」という人でも、行けばきっと楽しいです。アヌシー旧市街といった趣ある場所で行われる活気あるマルシェは、まるでお祭りのような雰囲気です。特にお買い物するものはないなぁ、という場合でもぜひ一度足を運んでみてください。きっと楽しいですよ。

湖でピクニックするなら、ちょっと早めに家を出てマルシェでランチを買ってみる、ってのも良いアイディアかも?

毎月末土曜日、旧市街の蚤の市で運命の出会い

毎月、最後の土曜日は旧市街で蚤の市(ブロカント)が開催されます。私も、実は知らないままふらっと蚤の市に入ってしまい、びっくり!

アクセサリー、食器類、フォークやナイフ、美術品など様々な古い品物のなかから、自分のお気に入りを探しだすということ自体がワクワクして楽しいのです。私は古本で欲しい本をGetしました。旅先のブロカントで運命の出会いを探してみては?

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おわりにーアヌシー旅行で得られる体験は心のゆとりかも

アヌシーは、例えばパリのような都会ではありませんが、かといって外界と遮断される瞑想的な田舎町でもありません。街はとても趣があり景観も美しいのですが、文化的なものが密集するだけのテーマパークのような街ともことなります。

アヌシーの街は常にとなりあう自然と溶け合い、パズルのピースのように、互い違いに境界線を共有するのです。

ハッとするほど美しい湖で深呼吸すれば、日常の重い空気は湖の透明な青にとけて消えてゆくでしょう。そして近づいてくる白鳥に驚き、旧市街の古いアーチをくぐるとき、きっとあなたの心は好奇心に満ちているのではないでしょうか。自然と文化の共存する場所で過ごす数日間は、旅するあなたを童心に返してくれるでしょう。

リラックスする旅としては、数日間の滞在がおすすめ

アヌシーは小さな街です。旧市街と湖が徒歩圏内なので、最短でも1日あればざっと見て回る事が可能です。

ただ、管理人としては数日間の滞在をおすすめしたい!

アヌシー湖に行ってみる&旧市街を散策するだけではなく、ぜひ湖でのんびりピクニックしたり、ビーチで泳いだり、旧市街を当てもなく散策したり、マルシェで美味しそうなものを試して欲しいのです。そのためには最低2泊3日は必要かと思います。もしお城(博物館)を見学したり、水上スポーツもやってみたいなら、もう少し必要かもしれません。

「湖でリラックスしたい」「夏にビーチで泳ぎたい」というなら、ぜひ湖畔の宿を取っていただきたいですし、一方で「まるで物語の主人公のように、アヌシーに住むように滞在したい」なら、旧市街の中にあるホテルやAir B&B宿泊先に選んでいただきたいと思います。

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