【ユヴァスキュラ生活】フィンランドの秋はむしろ冬だったし、暗くて寒いの本当だった
2021年10月25日2021年5月にフランスからフィンランドに引越し、白く輝く夏を体験した管理人。ついに、ついに、北欧の冬の始まりを初体験しております。
今回は北欧フィンランドの秋というか冬に対する印象をつらつらと共有したいと思います。
フィンランド・ユヴァスキュラの10月は常にどんより曇って暗いぞ…
秋も終わりに差し掛かったフィンランド・ユヴァスキュラ、ほぼ毎日が曇天。
木々が黄金色に輝く時期ならまだ心もウキウキと幸福感があるのですが、10月も後半に差し掛かると紅葉も終わり、目にも寒々しい風景。空もほぼ常に分厚い雲に覆われており、今にも小雨が降るような表情。
ウワサには聞いていたけれど、このお天気はかなり堪えますね…。
私が今感じている気分をどのように文字で伝えるべきか、とても難しいんだけど、よく眠ったはずなのに朝起きるのが難しいというか、何となく心が重いというか…。この気分も天気が良いと解消されるので、明らかに現在の天気のせいですよね。
まだ鬱々としているといえるほど気分の落ち込みは無いんですが、今の時期の天気にはうんざりしてます。
この気分も天気が良いと解消されるので、明らかに現在の天気のせいですよね。太陽が出るとこんなに美しいのに…。
それで最近身に染みて思ったんですが、やはりサウナは必需品なんですよフィンランド。芯から冷えた身体も、サウナに入るとほどけるのです。これはシャワーだけでは得られない感覚です。サウナの後も温かさが持続するし、本当にサウナを考えて世に送り出した人は天才です。
日照時間も少なくなってきたよ
これを書いてる10月25日は、日の出が8時30分、日没は17時31分。
「あれ?意外と早く日が昇るじゃん?」と思った方もいるでしょうが、いいえ、暗いのです。なぜならって、朝日も負ける分厚い曇り空だから。
朝から晴れているなら、10月はまだ爽やかな起床をのぞめるのですが、ほぼ曇天なので朝はくらいのです。6時半にアラームが鳴っても外は真っ暗で、加えて日中も曇り空のせいでそれほど明るくならないのです。
これが11月になるともっと日照時間が少なくなり、15時には日没とのこと。12月に雪が降ると反射で明るくなるのでそれまでの辛抱だ!と良く耳にしますが、12月までとにかく、生き延びたいです。
雪が降るし湖は凍り始め、戸惑う
久しぶりに良い天気だった10月23日24日の週末に散歩に行ったのです。
散歩道にある湖が凍り始めていたり、雪が残っていたりしました。粉雪のような小さな粒の雪がちらちら降っていて、通りすぎる車の上には数センチ積もっているのをみました。
湖は蒸気が立ち上るようにモヤモヤと白く美しかったです。水温の方が気温よりも暖かいってことでしょうか。
ご存知でしたか?砂って凍るんですよ!私、人生で初めて凍った砂の上を歩きました。サラサラの砂って、凍るとゴリゴリに固まってビクともしないんですね。
地元住民曰く、10月にこんなに寒くて雪が降るのは珍しいようです。可能性としてないわけではないけど、現在のような寒くて暗くて雪がちらつくけど積もらないというのは、どちらかというと11月の天気だとか。
おわりにーフィンランドの11月が怖いぜ!
フィンランドの冬季鬱に抗おうと家の中の準備をしていたにもかかわらず、何日も続く曇天に早くも音をあげそうです。
でも寒い土地に不慣れな私としては、砂が凍ったり、氷に閉じ込められた落ち葉がまるでステンドグラスのようだったり、温度差で湖が白くもやがかかったように見えたり、そういう自然現象を面白く物珍しく楽しむことができそうだな~とも思うのです。
11月になったら私のメンタルはどうなっているのか、乞うご期待?!
他にもフィンランド滞在で経験したことをタグ#フィンランドにまとめています。ぜひご覧ください!