【フィンランド北極圏旅行記4】トナカイのソリとプラネタリウム
2022年4月20日Contents
アークティック・リゾートのトナカイ・サファリがとても良かった!
翌日はトナカイ・サファリに参加しました!昨日の午後に崩れたお天気も、今日は幸いにも回復。朝日がキラキラ。
防寒具やひざ掛けを貸し出してくれるので(しかも料金に含まれている!)、私のような貧弱な防寒具合でも大丈夫です。
ソリにはお尻から乗るとか、トナカイさんには触らないとか、なんかあったら叫んでキャラバンを止めるとか、そういう注意事項を聞いて、
いざ出発~!大人2人を乗せても動けるトナカイさん達は、実は去勢されているそうです。メスだとそこまで力がなく、でもオスだとこういうお仕事はできないんだとか。
お天気めっちゃいいでしょ、青空きれいでしょ。そしてトナカイさんのお尻可愛いでしょ。
何もない、雪と森しかない場所を1時間ほど進みます。トナカイさんの蹄の音、ソリが滑る音しか聞こえない場所は、日常から遠く感じます。心が安らぎます。
「毎日の生活にはそれほど音があったのか」とか「例えばここに一人でいたら私は生きていけるんだろうか」とか、そういうことを思い浮かべていました。
情報があふれて検索すればほとんど出てくる世の中だけど、人やその場所、生活だとか適応する術は、スクリーンとキーボードだけでは全然わからない。とはいえ、旅行行って何か体験すればいいのかというと、それは小さな体験に過ぎなくて、やっぱり全然理解には程遠いんっだけど、でもその小さい体験が自分ではない誰かを理解するにはすごく大事で、昨今の事情で気軽に移動できない(学校に行けないとかそういうの含めて)ということは、その機会を失うことなんだな、とか。
私は元の性格が引きこもり(というかたぶん人間嫌い)すぎて、頻繁に他者と交流することが好きではなくて、ネットさえあれば生きていけると思ってし、機会の損失なんて考えが及ばなかったけど、パンデミック始まって2年過ぎてやっと少し何かがわかったような気がしたような。例えば、トナカイさんが移動しながら💩するとか、雪が深くても気にせず寝ころぶとか、そういうのは知る機会がなかったし、ここにこなければ知らなかったわけで。
アークティック・リゾートにはプラネタリウムも!
午後はプラネタリウムへ。私たちが滞在した時は、ギフトショップやアートギャラリーがある展望台の建物に集合でしたが、たぶん工事中だったからでしょう。
プラネタリウムの建物はこんな感じ。今見てもすごい雪ですよね。もっふもふ。
プラネタリウム建物は現在工事中のようで、レストランは営業しておらず、プラネタリウムのみ。でもこのレストラン、内装が綺麗で幸せな気持ちになります。オープンしたらぜひ再訪したいですね。
プラネタリウムそれ自体も良かったです!内容はこちらの記事に書いているので、ぜひご覧ください!
おわりにーアートと知的好奇心に心が満たされた一日
トナカイさんに始まり、プラネタリウムで終わった1日でした。どちらも知らないということに向き合うような、刺激的なアクティビティで心が満たされた思いです。
あ、プラネタリウム棟には多くのアート作品があります。係の人曰く撮影自由だそうで、作品鑑賞も楽しみの一つですね。