静かなユヴァスキュラから喧騒のバルセロナへ！
2022年9月9日2022年5月にバルセロナに行ってきた記録。ぽつりぽつりと書いては保存し、もはや記録というよりも記憶の中の街。ただとにかく楽しかった。バルセロナは良い街だったよ。
バルセロナ、飯、最高…
バルセロナ最高だったんだけど、何が最高かって、食事が超絶にうんまい。単なるイカリングなのに、明らかに冷凍と違うんですって奥さん。店員さんおすすめのタコもモチモチ＆クリーミーで、こんがり香ばしくて、初日からレベル高くてほんとにもうどうすれば良いのか(混乱)。
このタコやイカのクオリティはね、ユヴァスキュラで手に入れるなら結構なコストがかかるだろうと思いますね。市場とかお魚屋さんで手に入るかなぁ…。
スペインの料理、タパスという形態がまた良いんですよね。1皿が小さいので様々な料理に挑戦できるし、またビールもとんでもなく安いので、日本人になじみのある居酒屋に近くて居心地がいい。パエリアも、一見すると巨大ですが、浅いので1人でも完食できます。最高。
初日にタコの美味さに打ちのめされたので、最終日もタコにしました。これも最高だった。
バルセロナの街中、ユヴァスキュラと違いすぎて面白い
バルセロナは街歩きも楽しいのです。ゴシック地区と呼ばれる区画の狭い街路を抜けると広場があって、何の変哲もない壁面と思いきや窓が素敵だったり。
この地域はゴシック地区というそうなんですが、全部が全部中世ゴシックのものではないだろうと思いつつ、少なくともユヴァスキュラ中心部よりは古いでしょう…。フランス・アヌシーの旧市街も雰囲気がとても良いのですが、それも趣ある建物が連なっていることにあります。
私はやっぱり古い街が好きしてねぇ。できることなら、15分以内に南欧の旧市街に行ける場所に住みたい。
こんな感じで、人も多かったですねぇ。喧騒とか、活気とか、予想外に多く聞こえてくるフランス語とか、とにかくうるさくて。古い建物と新しい壁が込み入ってて。
ひょっこりガウディ
バルセロナの街のみどころはゴシック地区だけではなく、とても普通に建っているガウディの作品も。街と他のコントラストが面白かったです。すごい派手な建物だから、建設当時はすさまじく目立ったんじゃないか、とか、素人ながらに妄想します。
ガウディの作品がどれかわからなくても、大丈夫。やたら人が集まっていて、他のビルよりも妙にうねっている建物があれば、それはきっとガウディ(知らんけど)。
バルセロナのキラキラ建築
ガウディ以外にも、こんな宮殿みたいなのとか。
バルコニー綺麗な建築とか。
ひょっこり出会うカタファルクとか。お花可愛いね。
ディズニーランドっぽい建築とか。
こんな感じで、街中に色々な姿の建築がポコポコとあるのです。だから歩くだけでもだいぶ楽しいんだね、バルセロナ。時間があったらこれらの建築も1つ1つ調べようと思うんだけど、今は写真だけで失礼。
猫のいる古書店
旅行に行ったら、きっと皆さんお土産買うと思うんです。何買います？
私はロマネスク建築が好きなので、何だかんだ旅先で本を探すのが好きです。もちろんできる限り訪問するんですけど、資料もほしいやん？でね、こういう本はね、大概のものはネットで買える時代ですけど、それでもね、一部は難しかったりやたらと高額だったりするんですよ。そして今欲しい本もまさにそんな感じ。ネットで無料公開されるには新しく、けれど一般書店で買うには古すぎるという本なのです。
バルセロナでは、こちらの古書店さんに。ここの店主さんは猫さん…ではないのですが、猫さんが自由に本の上にいます。可愛い。尊い。あと店主さんとやり取りしていると、やきもち焼くみたいにギャン鳴きします。きゃわきゃわ。
バルセロナと言えばカタルーニャ地方、カタルーニャといえばカタファルク、彼の本もあります。あと店主さんは英語よりもフランス語の方が良いらしいので、何かお探しのものがあれば聞いてみると助けてくれます。私はロマネスクの本を買いました。
あ、ロマネスクの記事も別にまとめようと試行錯誤しているので、よかったらまたいつか見に来てね。
おわりにーフィンランド・ユヴァスキュラの良さも再発見
ユヴァスキュラの自宅への帰路、最寄りのバス停で降りたその瞬間、濃い森の匂いに包まれ、とても驚きました。バス路線で交通量も多いところであるにも関わらず、緑と土の清々しい芳香がまるで押し寄せてくるかのような勢い。大都市との空気の違いを感じました。こんなに空気に森の匂いが満ちているなんて、ユヴァスキュラで日常を生きるだけでは気付かなかったことでしょう。バルセロナは既に春過ぎて初夏の足音が聞こえてくるような気候でしたが、ここユヴァスキュラでは今やっと新緑の季節でしょうか。去年は新生活でいっぱいいっぱいでしたが、今年の夏はフィンランドの輝く自然を満喫したいと思います。
