【フィンランドで銀行口座】S-Pankkiで日本人が口座開設してみたら
2022年12月7日以前、S-Pankkiだと手数料などが安くて良さそうということで、フランス人夫の給与口座をS-Pankkiで開設したぞ、という記事を書きました。
私の口座は不要かな?と思っていたのですが、オンラインで諸々の手続きが完結してしまうフィンランドでは、オンラインIDとして使える銀行の本人確認サービスが機能している方が圧倒的に便利なんですね。数年間フィンランドに滞在する場合は、このオンラインIDを使える状態にしておいた方が断然いい。
ということで、オンラインIDの入手を最終目標に、日本人である私もS-Pankkiで口座を開設することにしました。
Contents
S-Pankkiで日本人が口座開設するのに必要なステップ&書類
まずはS-Pankkiのサイトから予約
口座開設の予約はS-Pankkiのサイトから可能。予約の際に英語とメモしておくのもOKなんですが、ネイティブを連れてこいって言われる場合もあるので、できれば誰か通訳してくれる人を確保したほうが良いです。
必要書類
日本人がユバスキュラので口座を作る際に確認されたのはパスポートと、移民局のカード
事前に準備しておいたほうがいい事項として、
- 基本的にどこで使うのか
- 海外から送金がある場合どこから、いくら程度、年に何回程か
- ネットでの支払いにいくら使うのかな
などなど
S-Pankkiで口座開設するまでに実際にかかった期間
1月末にお願いして、3月頭に届いた。
アプリからログインしてアクティベートする。
届いたIDやパスワードの一覧
ネットバンキングID…書類で届く。数字。自分で変更しない。
カードのピンコード。デビットカードを使ってスーパーなど実店舗で買い物をした際にレジで入力する。書類で送られてくる。書類にシールで保護されたもの。無くさないように注意。
キー・テーブル。アルファベットと数字からなる表。送られてくる。最初にネットバンキングをアクティベートする際など、時々必要になるパスワードやピンコード以外の鍵。アカウントと紐づけられているので、もし失くした際は窓口に行くとどうにかしてくれる。
ネットバンキングのパスワード…初期パスワードは生年月日。DD/MM/YYで入る。2020年12月24日なら、241220となる。これはアクティベート後に自分で変更する。4~6桁の数字。
アプリのピンコード。アプリを使う際に入力するもので、アプリを使用する際に自分で決める。書類では送られない。
おわりにーEU市民じゃない場合、銀行口座だけではフィンランドのオンラインIDとして使えない!
EU市民じゃない場合、つまり私は、銀行口座を開設してオンライン銀行が使えるようになっただけでは、それを本人確認用のオンラインIDには活用できない。さらにフィンランドIDというものを警察署で申請する必要があるんすね。これは移民局発行のIDカードとはまた別。ちなみにネットで予約取らんといかん。証明写真も必要。このフィンランドIDを取得した後、あらためて銀行でオンラインIDの利用を申請することになる。めんどう。でもフィンランド、オンラインで色々完了しちゃうから、できるだけここまでやった方が良い。
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