アメリカで避妊インプラントを入れた体験談(保険と費用/痛み/感想)

Planned Parenthood

月経のタイミングの調整、PMSの緩和、避妊などの様々な理由で飲むピル、とても便利ですよね。

 

 

でも毎日決まった時間にピルを飲むの、めんどくさくないですか

ちょっと予定がいつもと違うと飲むのを忘れてしまって、ネットで「ピル 飲み忘れ」と不安で検索してしまうこと、ありませんか?

 

 

私もそんな感じで、ピルの便利さと飲み忘れの不安を行ったり来たりしながら毎日飲んできたのですが、最近になって一念発起して避妊インプラントを入れることにしました!

 

 

この記事では、

 

  • 避妊インプラントってどうなの?
  • 費用はいくらなの?
  • 痛くないの?
  • 不正出血が来るっていうけど、大丈夫?

 

などの疑問に少しでも参考になるように、私がアメリカで避妊インプラントNEXPLANONを入れた体験談をまとめました。

 

目次を付けているので、ぜひ読みたいところからドウゾ!

 

 

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避妊インプラントNEXPLANON とは?効果何年持続?費用はいくら?

避妊インプラントとは、マッチ棒サイズの柔らかいプラスチックで、それを皮膚の下(だいたい腕の内側)に入れることで避妊できる便利なもの。インプラントから避妊薬(ホルモン)が出てきます。

インプラントは避妊はできるけど、性病の類に対する効果はないので、そこは間違えてはいけない。病気対策としてはコンドームが必要。

 

私が入れたインプラントはNEXPLANON (etonogestre=略称でENGというホルモンを放出するもの)。ここではNEXPLANONについてのことをわかる範囲で書きます。

 

 

NEXPLANONを入れるにはトータルでいくらなのか?

看護師さん曰く、保険を使うならほぼ無料。「保険あるんでしょ?だったら無料よ~大丈夫よ~安心して~」みたいな軽いノリだったので、割と多くの保険で0ドルに近いのかもしれない。

ちなみに私調べだと、最高で1300ドル前後らしいです。実際の費用はもしかしたら病院によると思うので、一度問い合わせてみてください。

 

 

一度入れたら何年間効果が持続するのか?

これはちょっとややこしい話。そしてかかりつけの病院に絶対に問い合わせてほしい。

NEXPLANONの避妊効果の持続年数については、まとめると3年から5年と幅があります。

 

Praned Parenthoodのページによると、最大で5年間は避妊効果とあるんだけど、日本語で書かれた様々なページやブログには3年と書いてあるものが多い。

 

 

まずNexplanon公式では、避妊効果は3年。というか、そもそもNexplanonは3年持続するインプラントとして作られましたし。

 

 

それが4年間は効果が持続するという研究結果が出たみたい。ちなみに4年は避妊効果があるという証言はイギリスのNHSも言ってる。

 

The implant works for 4 years

Right now, the label of the implant (a.k.a. Nexplanon, previously known as Implanon) says it can be used for 3 years. In the new study, 123 women used the implant for an additional year. Guess how many got pregnant during the fourth year? Zero.

– Love your implant or Mirena IUD? Keep it for an extra year

 

 

さらに5年目も大丈夫という論文も出た(2016年)。

 

SUMMARY ANSWER

The extended use of the one-rod ENG-releasing subdermal contraceptive implant showed 100% efficacy in years 4 and 5. 

‘Extended use up to 5 years of the etonogestrel-releasing subdermal contraceptive implant: comparison to levonorgestrel-releasing subdermal implant”(PubMed Centralのアーカイブ). 本文も読める。

 

 

ここにあるENGというのはNexplanonが放出するetonogestreのこと。なのでNexplanonも5年の避妊効果があるということになる。

 

 

で、5年間有効というPlanned Parenthoodもこの結果を踏まえてなんだと思う、多分。以下のスクショは私が受けたものの詳細なんだけど、そこでも5年で交換ということになっている。

インプラント

写真の下から二行目に、Removal date: 9/9/25とあるのが交換すべき期限(執筆現在2020年)。きっかり5年後までには交換してね!と。同じことが書かれたカードももらった。

 

看護師さんも「箱には3年って書いてあるけど、5年持つから!」と言っていたので、私は4年目の終わりくらいに婦人科で相談しようかなぁと思う。

 

 

て、ここまで書いたけど、この避妊効果の持続の話題はとても重要なので、必ずインプラントを入れる病院などに問い合わせて、専門の人に確認してください!国によっても扱いが違うと思うのでね。私の記事だけを鵜呑みにしないでね!(責任取れないからね!)

 

 

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私が考える避妊インプラントのメリット&デメリット

 

メリット①ピルの飲み忘れの恐怖から解放される!

ピルユーザーの皆さん、ありますよね、飲み忘れ。きっちり同じ時間に飲むようにアラームかけてても、予定が狂ったりいつものルーティンと違う動きをしたりとかで、うっかり…。そしてネットで再度飲むタイミングを検索したりする… ありますよね?私はあるよ!

インプラントを入れるとこの不安で検索する時間がなくなるのです!うっかり飲み忘れて、心配しながら服薬のタイミングを調べたりする、この恐怖がなくなるのです。

 

 

メリット②長期間有効

毎月または数か月に一度ピルを求めに薬局に行かなくてもいいのです。

また1年後、処方箋を新しくしなくても良いのです。面倒くさい病院の予約とか、リフィルしなくても良いのが数年間続きます。

 

 

メリット③施術が簡単

皮膚の下に埋め込むので一見面倒くさそうだけど、そんなことない!ものの5分~10分くらいで完了します。手術時間よりも待ち時間の方が圧倒的に長いから、それはちょっと面倒だけど…。

 

 

メリット④トータルの費用が安い

保険適用でなんと無料。

もちろん保険によるんだけど、Planned Parenthoodの人は「保険あったらほぼ無料よ~!」と言ってた。

ピルってものによっては50ドル以上するやつがあるし(私が飲んでたピルは保険使わない素の値段で65ドル)、保険なしで高いピル飲んでるという人は検討してみる価値ありかも?

 

 

デメリット①予期せぬ不正出血

時々出血するのに、ピルのように予定日がわからない!

ただ、私の場合は極少量の出血だったので、それほど困ったことにはならなかった。

 

 

デメリット②傷がふさがるまで少し痛い(違和感がある)。

入れた直後から基本的に運動はできるっぽい。でも私はジムで筋トレするとか、激しく腕を動かす運動をする場合、結構違和感があった。せっかく内出血が引いたのに、筋トレしたらまた内出血戻ってきたり…。なので個人的には1週間ほどは腕は安静にしといた方が良いと思う。ちなみに腕を使わない腹筋とスクワットは余裕でできる。

 

 

デメリット③インプラントを外すときは入れるときより難しい(らしい)

らしい。

これはまだ体験してないけれど、入れるよりも外す方がちょっと難しいとか。あと傷が残るかもよ、とも言われた。

 

 

デメリット④当日は傷を濡らしてはダメ

手術当日はシャワーに入れないらしい。

原則傷口を濡らしてはいけないので、それはちょっと面倒。傷口を密閉できる特殊な絆創膏などをもらえたらシャワーも大丈夫と言う話もあるけど、その辺は病院に相談した方が良い。要相談。

 

 

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アメリカのPlaned Parenthoodで避妊インプラントを入れた体験談

さてここからはインプラントを入れた体験談をつぶさに記します。

 

インプラントは病院で入れます。私はPlanned Parenthoodで入れました。Planed Parenthoodは予約が必要です。保険カードやIDカードを用意して予約しましょう。

 

 

Planned Parenthoodのアカウントを持っている場合は、事前にサイトにアクセスして、ID等の必要書類、各種同意書、インプラントとは何ぞやという解説などを完了できます。これを先に完了しておけば、当日は数枚の書類にサインして施術を受けるのみ。ちなみに事前にこの作業ができなくても、スタッフの人に間接してもらいつつ手続きは完了できます。

 

インプラントは利き手では無い方の二の腕の内側に入れました。私の場合は右利きなので、左腕の二の腕の内側に。皮膚と脂肪の間に入っている感じで、今も触ると「ココに入ってますね!」というのがわかり、皮膚の上から軽く指でつまめます(痛くないです)。大きさは、太さも長さもほぼマッチ棒サイズ。

 

 

まずはアルコールで消毒します。

入れる場所にマークをして、その場所に麻酔が効くように多分2か所ほど注射を打ちました。麻酔の痛みは、歯医者でするよりも痛くないので安心してください!最初チクッとするくらいです。

その後少し間を置き、麻酔が効いてるか腕を触りつつ確認されるます。鋭角な感じしますか~?しませんか~?プレッシャーだけですか~?みたいな感じです。

麻酔やその他薬にアレルギーがある人は事前に必ず申告しましょうね!

 

 

いざ挿入

麻酔が効いて、プレッシャーだけ感じるなら、さっそくインプラントを挿入です。特に何も痛くないです(当たり前です)。しいて言うなら、何かをグリグリされながら入れられているなぁ、という感じ。本当に痛くないので安心してほしい。

 

 

ギューッと縛って、はい終了。

挿入自体は本当に10分弱で終了です。入れた箇所をガーゼと包帯でギュー縛られて、はい、おしまい。

拍子抜けするほど簡単でした。痛いタイミングといえば麻酔だけで、あとはグリグリなんか入れられてる感じがするだけです。

 

 

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アメリカで避妊インプラント挿入後の経過、痛みや傷の治りや腕の様子

 

インプラントを入れた後の痛みと回復具合

当日はシャワー浴びない方が良いらしいので、ぬらさないように注意。

 

7日程度はなんだかんだ違和感があった。

入れた方の肩が凝っていた。たぶんかばってるんだと思う。でも別に腕は動くし、運動を除いて全然日常生活できる。

 

インプラント入れて10日ほどで上から押さえても痛くなくなった。

 

 

不正出血はあった。

9月21日、うっすら出血。下着が汚れない程度の出血量で、トイレ行ったときに「おや?」と気付く程度。

不正出血の際に腹痛などはなかった。

25日頃にはほぼ出血はなくなった模様。

 

安定するまでランダムに出血があったり、またはその逆に全く出血(生理的な)がなくなったりするらしい。

インプラントを入れて約1か月の10月18日現在、上記以外の出血はありません。

 

 

PMS的なイライラ、または体調不良

気分の落ち込み、イライラなどは今のところ特には感じません。

食欲も特に変化なしです。

また何か気づいたら更新しますね。

 

 

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おわりに―私の身体は私のもの!避妊インプラントを入れた感想

 

面白いことに、インプラントを入れたことで「自分の身体は自分のものなのだ」という考えがとても鮮明になりました。

 

今まで私にとっての月経というかホルモンバランスが変わって起きる精神的な諸々は、自分の身体の中で起こっているにもかかわらず、自分の意志でコントロールできない不可抗力的な出来事でした。ピルを飲んではいても、PMSは全くのゼロにはならなかったし、ピルを飲み忘れると妊娠の恐怖がすぐそこまで迫ってくる。まるでピルを飲む行為に私や私の人生が支配されているともいえるような、そんな不本意さがどこかにありました。

でもインプラントはほぼ3年から5年、妊娠の可能性を限りなくゼロにします。この99%以上の避妊効果がある物体は、私が自分の意志で自分の身体に入れると決定したのです。

 

この自分の身体を所有し支配する自分という意識が明らかになってから、タトゥを入れる事やピアスを開ける事へも共感と興味を抱くようになったのも個人的に興味深い変化です。

相変わらず、派手に施されたタトゥに対しては私自身の好みの問題で良いと思っていないし、ファッションや流行として施すという姿勢にもそこまで共感ないけれど、でも自分の身体を自分の意志でコントロールするという視点に立てば、深く共感できるなぁ、と思うのです。

 

 

日本には避妊インプラントがまだないはずなので、できるだけ早い未来に使えるようになればいいなぁ、と思っています。

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