【フィンランドの病院】胸にしこり?! ユヴァスキュラのTerveystaloで超音波検査してきた【乳がん検診】

【フィンランドの病院】胸にしこり?! ユヴァスキュラのTerveystaloで超音波検査してきた【乳がん検診】

2021年12月31日 0 投稿者: goldeneuglena

Finland Cancer Registryによると、フィンランドの50歳から69歳の女性は2年に1回の乳がん検診に呼ばれるようです。検診のお手紙が届くみたい。

では、この年齢に達していないけれど、乳房に違和感やしこりがあると言う場合はどうすれば良いのでしょうか。

管理人も実は心配事があって、Terveystaloで乳がん検診してきました。

今回は、ユヴァスキュラの私立医療施設Terveystaloでの乳がん検診の流れをシェアします。

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ユヴァスキュラのTervestaloで乳がん検診した流れ

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マンモグラフィーや超音波の検査は即日行われない

フィンランドやフランスなど、日本以外の多くの国では、何かの症状がある場合まずは一般医に相談し、その後専門医の診察が必要かどうかの判断が行われます。

※あ、でも婦人科は一般医の診察なしに行けるらしい。

乳房に違和感がある場合も同様で、最初のステップは一般医の診断です。私の場合、一般医に触診で確認されました。

一般医が「専門医による診察が必要」と判断した場合に、次のステップで専門医に診察へと進むのですが、その際も予約が必要です。私の場合は約1か月後ということでした。

一般医の診察から専門医に診てもらうまで、私立のTervestaloでもタイミングによっては時間がかかるようなので、少しでも心配な場合はなるべく早めに病院に行くのがおすすめですね。病気は早期発見が鍵です。

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Terveystaloでの検査の流れと費用

では放射線科の専門医による検査ですが、とてもスムーズかつ丁寧で、安心感がありました。

検査当日は、私は総合受付に行って案内を受けましたが、どうもそのまま「マンモグラフィー」と書いてあるエリアやフロアで待機していてもよいそうです。椅子があるので待っていると、看護師さんに呼ばれます。

呼ばれると、検査室の手前にある電話ボックス程度の広さの個室に案内されます。ここで上半身裸になり、案内に従って検査室に入ります。

今回、私の検査は超音波のみでした。放射線科の医師曰く、年齢が若いことからマンモグラフィーではなく一旦超音波で確認するとのこと。超音波の方が小さいしこりが見つかりやすいという特性もあるということでした。マンモグラフィーは痛いという噂だったので一安心です…。

検査は、ジェルを塗って機械を当てるというよくある超音波の検査で、痛みは全くありません。私が違和感があったのは右なんですが、両方の乳房と、さらに両脇のリンパも確認されました。おおざっぱな動きではなく、なんというか超音波が当たっていない箇所が無いくらい隙間なく細かく見ていく感じ。最後に私がしこりを見つけた場所を重点的に確認し、腫瘍ではないということで検査は終了!

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一般医+専門医の費用

一般医の診察が170€ほどで(手元にレシートがなく不確かな情報)、専門医の検査の時の支払いが243€ほど。事務手数料込みです。マンモグラフィー受けるとなると多分もっと費用がかさむと思うんですが、ざっと500€あればいいかと思います。

ただ、Tervestaloが私立なんですよね。公立だともうちょっと安いかもしれないし、そうでもないかもしれません。

余談ですが…

一般医の診察の時に言われたんですが、ユヴァスキュラ市内でマンモグラフィーができるのってこのTerveystaloとあと1か所しかないのだそうです。また、ユヴァスキュラのTerveystaloの専門医の先生は乳がん検診を何十年もやってるとかで、経験豊富だよ、とのことでした。

今回はマンモグラフィーをしていないのですが、乳がん検診って検査する人の技量に左右されるという話もあるらしいのですよね。もし検査するならそういう口コミも調べてみるとベターかも。

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おわりにーユヴァスキュラの病院行き納め:乳がん疑惑の不安な記録

11月22日の朝、いつも通り朝のトレーニングをした後に右の乳房に大きめのしこりを発見しました。指で押すとゴリッと動くもので、乳房の外側に縦に3cmくらいりました。かなり分かりやすいものだったので非常に驚き、夫にも確認してもらいましたが、夫も驚くくらいハッキリと大きなしこりでした。

公共の病院に行くか迷ったのですが、私立病院の方が早いかと思い、翌23日にTervestaloにお世話になりました。

上述したように一般医の先生に触診してもらい、「若いし、大丈夫じゃないかと思うだけど、でも確かに何かあるので、それをはっきりさせるために検査しましょう」ということ。

しかし、直近の検診予約できる日が約1か月後…。この11月23日から実際に検査を受ける12月29日まで、落ち着かない日々を過ごしました。「乳がん 初期症状」とか「乳がん しこり やわらかい」とか、自分が乳がんではないという可能性にたどり着きたくて、藁をもすがる思いで検索していましたね。とにかく怖かった。夫も私と似たような感じで、暇があれば検索してしまっていたようです。

そんなこんなで不安な毎日を過ごしていたんですが、12月8日頃にすさまじい生理痛※に見舞われました。波があるような痛みで動けないし叫ぶしかないし、まさに本当に泣きっ面に蜂…。その後1週間は出血があり、いつもの出血量よりも多くて不思議に思っていました。そして出血が終わった12月中頃には、右胸にあった巨大なしこりが何だか若干小さくなっている気がするのです。

(※避妊インプラントを入れてるので、厳密には排卵を伴う月経ではありませんが、数か月に1回不定期で出血があります)

12月29日の検査の時に、お医者さんにもこの話をしましたが、曰くホルモン的なものの可能性はあるよね、とのこと。超音波検査では私の両乳房&脇の下のリンパはどこも正常で、普通だそう。検査ではかなり細かく隅々まで見てもらい、私がしこりがあるという部分も重点的に見てもらい、確かに右側に腫れている部分はあるけれど、腫瘍ではないそうです。

最後に診断書的な書類をいただき、そこに「悪性腫瘍の徴候なし」という文字を見た時、心から安心しました。

お医者さんからは、多分あと数年は大丈夫だと思うけど、定期的に自分で触ってチェックして、この今の状態からやたら硬くなったり痛みが出たら、もう一度早めに病院に来てね、とアドバイスいただきました。

2021年が終わる前に心配事が一つなくなって、ホッとしました。

みなさんも、ちょっとでも心配だな、怪しいな、と思ったら、勇気を出して検査しに行ってみてください。早期発見が大切ですから。

ユヴァスキュラのTerveystaloでは以前婦人科のお世話にもなってます~。

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