【Café du Monde】ルイジアナ旅行記6ーフレンチクオーター泊③午後【ニューオーリンズ】
2020年9月19日最初から読むならこちらをクリック!
前回は、お屋敷集うガーデン・ディストリクトをうろうろ徘徊してきました。
写真多数の前記事はこちら!
さて今回は、フレンチクオーターの3日目午後の部です。
- お土産を探してフレンチクオーターをウロウロ….
- 超有名なあのお店で休憩したり…
- 素敵なレストランで食事をしたりします。
Contents
アメリカで一番古い司教座教会堂、セント=ルイス大聖堂へ
この日は朝から天気が悪く、小雨ぱらつく空模様でした。大聖堂も雨雲を背景に。不安な空模様に急かされるように大聖堂の中に入ります。
双子の柱と半円形アーチが印象的なファサード。遠目から見るとお城っぽい印象なのは尖った屋根のせいでしょうか。
内部はこんな感じの三身廊式。広い。身廊アーケードはアーチではないんですね。
私はキリスト教徒ではないんですがキリスト教の建築がとても好きです。何で好きかわからないんですけど。
現在のこの大聖堂は建物としては3代目(1代目と2代目は火災やら何やらで失われています。)で、1794年に完成し、その後1830年代に改修されています。革命でフランスがわちゃわちゃしてる頃の建物か~と思うと感慨深い。
ジャンヌダルクさんもいます。
お土産を探しつつ街をブラブラ
大聖堂見学したら、ぼちぼちお土産探しの旅に出ましょうかね…。
私たちあまり自分用のお土産買わないんです。元々物欲が少ないのもあるけど、思い出と美味しい食事でいっぱいいっぱいなんだと思う(処理能力が低い)。でもこの前Twitterで「旅先の本を買うのも良いお土産になるかも」という話を聞いたので、次回から集めていきたいなぁ、と思っている次第。
とはいえ家族や友人にはお土産渡したいんですよ、喜んでくれたらいいなぁというエゴもあって笑。
ちょっと小雨が降るフレンチクオーターをブラブラしてお土産を探します。
友達には有名らしいプラリネ、義母の旦那さんにはウイスキー風味の何か。基本的にプラリネは色々なところに売ってるんだけど、ここはCafé du Mondeの向かいにも店舗があるのでわかりやすいと思うのです。
お土産探してたらシャボン玉が飛んできました。キレイ。シャボン玉、久しぶりに見ました。
うろうろして何度目かのミシシッピ川へ。川沿いを路面電車が通ってます。
他のお土産は、義妹にニューオーリンズっぽい名前が付いたアロマキャンドル、義妹の彼氏に激辛の唐辛子パウダー、幼児の義妹にはフランス語と英語が書いてあるルイジアナっぽい絵本を買いました。
フレンチクオーターでお土産探しに疲れたらCafé du Mondeで休憩
フレンチクオーターの超有名店カフェ・デュ・モンドにもちゃんと行ってきました!
屋根のあるテラス席で風通し抜群だし、テーブルは都度スプレーで掃除されてたし、「割と大丈夫っぽい」という印象。
ちなみに通りに面した窓口で注文&受け取り。
営業時間は短縮されており、朝8時から夜8時まで。コロナ以前は24時間営業だったので、夜な夜な背徳的にベニエを楽しめたのでしょうが、今はそれができないのは残念なヘルシーさ。
本来は店内にも入れるのでしょうが、今はコロナなのでテラス席のみの営業。でも屋根はあるので雨でも気にせずベニエ食べられます。
ちなみに、カフェの向かいの通りにカフェ・デュ・モンドのグッズを扱うお店がありますが、現在は一時休業中。グッズが欲しい人はカフェの右側に別の注文窓口で購入できます。
ベニエはこんな感じ。袋の中で粉砂糖に埋もれてる。でも見た目のインパクトすごいですけど、案外甘さ控えめでした。生地が軽くて、表面はサクサク。
私これ食べてたら粉まみれになったのですけど、上手に食べられる人いるん…?
ニューオーリンズのいたるとこにユリ(アヤメ)の紋章がある光景はとても印象的でした。お土産物にもこの紋章がデザインされたものが多いのですね。
私はこの紋章を見た時に「王族!貴族!」という強烈な印象を受けたのですが、ニューオーリンズでは市旗に代表されるような街のシンボルになわけですね。こういうの面白いです。
夕食はフレンチクオーターの外にあるLukeで。初ガンボの美味しさに驚愕!
さて、本日はニューオーリンズ最後の夜。
一度ホテルに戻ったらシャワーを浴びてレストランへ行きましょう。レストランへは徒歩で行きます。
途中で見かけたこの建物も良い雰囲気です。https://www.hmdb.org/m.asp?m=51591
レストランに到着しました。
Googleによるとそれほど高価な価格帯ではないのにレビューも雰囲気も良さそうだったのでここに決めました。
タイルが可愛い。六角形のタイルって憧れます。
回転扉の先はこんな感じ。
席数はかなり減らしてあって店内はガランと空間を広く感じましたが、ほぼ満席。右側手前にハンドサニタイザーが設置してあました。
まずは前菜。ルイジアナのウサギのパテ。まさか野兎を捕まえてきた?めっちゃフレッシュ…?
これ私はすごく好きです。濃密なトリュフの香りと、ウサギの肉の匂い。1つのポーションが割と大きいので2~3人でシェアしても十分な量。
とはいえ全体的にずっしりとして強い風味なので、好みがわかれる一皿かもです。癖のつよい味が苦手、ジビエなどの獣臭の強い肉が苦手…という方は厳しいかも。
他にバゲットに加え、トマトのコンフィ(写真左下)、マスタード、キュウリのピクルス、ハラペーニョのジャムがついてくるので、パテと一緒にどうぞ。これらをちょっと乗せて食べると風味も柔らかく変化します。
これは牡蠣にチーズ乗せて焼いたの。ルイジアナ名物だとどこかのブログで読んだので、ぜひ試してみたかった。
美味しい牡蠣に、美味しいチーズかけて焼いてるんだから、まあそりゃ美味しいんですよ!でも難を言うなら牡蠣の味はとくにしない。とろっと濃厚で美味しい何か、という感じ。おいしい。
ルイジアナ名物のガンボも食べてみました!
めちゃくちゃ美味しかったんですよ!びっくりした。驚くべき旨さ。見た目に華やかさがないのであまり期待してなかったんですけど(すいません)、ほんとに美味しい。出汁がすごく効いててトロッと濃厚なスープ、そこにわずかに乗せられたごはん。最&高です。
怒られるかもしれないんだけど、私はここに麺を入れたい、それも太麺。太麺を入れても負けないくらい重層的な濃厚スープなんですよ。これは美味しいよ、本気でお替りしたかったくらいなんだけど、ベニエ効果で胃が限界でした。残念(本当に心残り)。
ガンボって、お店によって様々なお料理なんですって。
なので、ルイジアナ&ニューオーリンズでガンボ食べてみたいなぁ、って方はぜひ事前にいくつか目星をつけて食べ比べするのも楽しいかもしれませんね。私も次があればガンボ巡りしたい!
このLukeというレストラン、おすすめです。公式サイトはこちら。
お店の方も、たぶんオーナーと思われるおばあさんも、温かく居心地の良い接客でした。それほどアメリカ的なグイグイ来る感じでもなく、かといってドライなわけでもなく。お食事も上述の通り美味しかったですし、価格帯も手ごろ。内装もシックで良い雰囲気。
フレンチクオーターからは少しだけ離れていますが、南側からは徒歩圏内です。ニューオーリンズで良いレストランを探している方は是非!
おわり―明日でフレンチクオーターは最後。
いやぁ、満腹満腹!今日は良く歩き、よく食べました。
明日はニューオーリンズにサヨウナラして、ヒューストンの南にあるGalvstonで一泊します。
今回の旅行の全行程はこんな感じ!
- 1日目:サンアントニオ(TX)を出発しヒューストンへ(ヒューストン泊)
- 2日目:テキサス州の海を見にSea Rim State Parkへ(ラファイエット泊)
- 3日目:ルイジアナ州バトンルージュで極彩色のガラスドームを見学(フレンチクオーター1泊目)
- 4日目:全米2位の規模を誇る巨大塩湖に行き(この記事!フレンチクオーター2泊目)
- 5日目:ガーデン・ディストリクトで美しいお屋敷を見学し、超有名なカフェへ(フレンチクオーター3泊目)
- 6日目:ラファイエットに戻り立派な大聖堂を見学し、ビーチで遊んだり(ガルベストン泊)
- 7日目:ガルベストンからサンアントニオに帰還
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今回の旅行記、最初の記事はこちら:
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